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秩父の2駅手前の芦ヶ久保7時24分到着。とっても寒いです。
温度計を見ると零下3℃くらいでした。
駅前で犬の散歩をしている人とすれ違います。見知らぬ私に挨拶してくれます。
山の中での「こんちは」にへきえきしている私も、気持ちよく挨拶を返します。 |
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芦ヶ久保駅
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駅前から車道をぐいぐい登ります。
マニュアル車でセカンドではちょっと苦しいくらいの急坂です。はかどります。
果樹園の中、30分で300メートルくらい登り、いよいよ登山道です。
乾いた道ですたすた歩けます。
さて今回目指した地域を奥武蔵と呼びます。西武線沿線の低い山域です。
盟主は武甲山、頂上までがセメントにされてしまった気の毒な山です。
日和田山、顔振峠、正丸峠などきっとご存知と思います。 |
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疎林
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芦ヶ久保駅の北に「丸山」という変哲もない名前の標高960メートルの山があります。
ここが最初の目的地。
何がすごいかって、あの槍ヶ岳が望見できるのだそうです。
小生、槍ヶ岳見たさに何回も訪れましたが、これまで奇跡は起っていません(そのためには日の出前後に到着しなければならず、今回は最初から期待していませんでした)。 |
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丸山山頂の手前
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駅から1時間半、一汗かいて息が切れるころ頂上に到着です。
コンクリートの大展望台があります。
無料の望遠鏡も備わっていますが、レンズに傷がついていて使えません、困ったものです。 |
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丸山山頂の展望台
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今回の獲物は薄ーい浅間山、消えそうな八ヶ岳、雲だかどうか判断できない上信越国境などなど。 |
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薄ーく浅間山
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もちろんすぐ隣の武甲山、両神山、秩父盆地などははっきり見えました。
過去、日光白根山、男体山、筑波山、さらには槍ヶ岳のとなりの大喰岳付近の稜線などをゲットしたことがありますが、槍本体は未だ経験なしです。 |
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武甲山
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両神山
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丸山から北へ向います。そちらには外秩父の山々が待っています。
外秩父ってご存じないかも知れません。東武東上線、小川町付近の山々です。
と言っても丸山からは1時間半くらい。まずは天文台のある堂平山へ。
だだっと下って、車道を歩きます。
上り返せば天文台。頂上に芝生がひろがっています。
つぎに笠山。すっくと尖っていて、なんとも意欲がわいてきます。
頂上直前の急坂を登れば笠山西峰。なんと双耳峰で、となりに東峰があるのです。
まるで谷川岳か鹿島槍みたい。
見る角度のためか、双耳峰とは気が付きませんでした。 |
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白石峠と笠山
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ここからバス停まで1時間くらいで下れるのですが、時刻を調べてこなかったのでうっかり下れません。
もしも2時間待ちだったら泣いちゃいますものね。
そこで小川町方面に向って歩くことにしました。
およそ30分で500メートルくらい下ります。脳天逆落としの急坂ですが、滑りにくい道です。
里に出てからは延々と車道歩き。
分校の跡とか桑畑とか、のどかないなか道を2時間ほど歩きました。 |
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桑の木
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分校の跡
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紅葉もありました
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あと30分で小川町というところにバス停があり、ちょうど良いバスがあったので利用させてもらいました。
駅前の蓬莱軒という店で食べたラーメンが絶品でした。
最近お目にかかれない、東京風あっさり味で機会があったらぜひご紹介したいと思います。 |
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小川町のラーメン屋
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以上 |
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