◆自主ワン「丹沢・ミツバ岳」報告


 日程:平成22年3月20日(土)晴れ(かすみ) 

 参加者:和田(篤)、阿部、佐藤、三木、斎藤ご夫婦、
      石井(啓)、浜田、北島、生田、和田(則)     
 



  • 天気予報は週初めから日々好天に向かい、当日は平地では気温20度が予想される日となった(稜線は13、14度前後)。午後から低気圧通過に伴う強風も予想されていたが、半日ずれ込んだため快適な春山歩きであった。
  • 小田急新松田駅からバスが1台増発されたが、ミツマタの花の時期には少し早いためか、思っていた程の混み具合ではなかった(昨年4月上旬には臨時バスが3台も出た)。バスから大きく真っ白な富士山や菜の花を眺め山間部に入る。
  • 丹沢湖畔の浅瀬入口から北岸湖畔を30分程度歩く。芽吹きを間近にした落葉林からウグイスの拙いさえずりが聞こえた。まだまだ修行が足りないさえずりだ。右手に二段の滝を見とめると、ミツバ岳の登山口である。標識はない。
  • 植林帯をジグザク登り急登の先の落葉樹林帯で一休止。直線的な急登に喘ぐと幅広い尾根上に広がる落葉樹林帯となる。ミツマタの幼木が目に付く。MKさんはミツマタに四つ又の枝があるのを見つけた。
    我々の後から元気な中高年組がやってきたので道を譲る。その中に見覚えのある人がいた。みなみらんぼう。みなみらんぼうさんだ。彼らは我々を抜き去ってから落葉樹の下で休憩を始めた。ゆったりとした傾斜が続く。頂上が近いことを知る。大きなミツマタが群生し始めた。下から見上げると黄金色に輝いているミツマタの花々。山頂には申し訳程度の山頂標識が立ててあった。
  • 山頂の西側は信じられないほど大きなミツマタが連なる、富士見の場所だった。その中央部を占領し昼食とした。ミツマタの甘い香りが周囲に漂っている。らんぼうさんらが到着したときには富士見広場は先客で一杯。記念写真を撮り他の場所に移られた。
    らんぼうさんは読売新聞の毎木曜日夕刊に山歩き紀行「みなみらんぼうの一歩二歩山歩」を掲載している。ミツバ岳も近々掲載されるのだろうか。昨年春に登山雑誌で公開され、今年は世間一般に公開されてしまう。2、3年前にヒカゲツツジ(黄花ツツジ)とイワウチワで一部に知られていた「坪山」、上野原から小菅にバスで向かう途中に位置する山がらんぼうさんによって紹介された。今まで以上に登山者が増えたのではないかと心配した。同じことが予想される。今回来ておいてよかった。
  • ミツバ岳から権現山へは、一度下り登り返す。鞍部にはさまざまな大きさのミツマタが群生していた。暗い植林の中に咲き広がる様子は妖精が舞っているような美しさがある。標高差230mの直登にはあごが上がった。風も出てきた。南西尾根の一角に取り付き落葉樹林を最後のひと登りすると山頂。登山コースとされている権現山にはしっかりとした山頂標識が立っていた。眼下には目指す中川温泉が見えた。
  • 二本杉峠まで標高差230mは急な下り、峠からバス停までは緩やかなくだり道だった。
  • 全体として標識はないが、踏み跡がほとんどついているほか、赤布・青布がつけられていた。1/25000地図を持ち注意深く歩けば問題はない。ミツバ岳の下りで先行する女性二人組に後を歩いたが、途中で彼女らが稜線を外れていることに気づき、注意を喚起した。また、権現山の下りは登りの延長線上を進むと道失いとなる。直角に曲がらないといけない。曲がると道が現れてくる。1/25000地図を読むとよくわかる。
    ミツバ岳山頂以外ではほとんど他パーティと遭わなかった。
  • 今回のエリアは登山者による山道の消耗が少ないため、土が比較的ホカホカで歩きやすい。柔らかな山道にIKTさんの名言「足の裏が喜んでいる」に皆、納得しました。
 
                      

和田(則)