◆自主ワン「中央線沿線・扇山」報告


 日 程:平成23年5月8日(日)晴

 コース:鳥沢駅−(タクシー)−南尾根−扇山−君恋温泉−(タクシー)−鳥沢駅

 参加者:中村(一)、平石、三木、沼田、石井(啓)、常盤、北島、和田(則)
     



  • 天気が好転し終日晴天となった。夏日(山頂は22、23℃)ともなり、この時期らしいハイキングとなった。鳥沢駅前は中高年、中学生など登山者で賑わった。沼田さん、北島さんが飛び入りの駅前参加。だが1名見あたらなかった。MK先輩が予定の電車に乗り遅れたのだ。日差しが強くジリジリと肌が焼ける。予定を変更し、タクシーで南尾根登山口に行くことにした。次の電車を待ち全員そろってタクシーで出発。
  • 南尾根は落葉樹林の尾根でヤマツツジはGW前後が見ごろ。気温の上がる中、梢越しに大月カントリーゴルフ場と後ろにそびえる富士山を眺め、新緑の尾根を直登した。山の小鳥のさえずりが森中に響き心地よい。オオルリだと思うが確信を持てないのが情けない。ヤマツツジの赤が新緑の薄緑に映えていた。アカマツの木も多く秋にはマツタケが生えるのかな?。わずかだが植林帯に入ると涼風が通り抜け、暑さからひととき解放された。南尾根ではほとんど他パーティとは出会わなかった。南尾根上部で梨の木平コースと合流すると、登山者が連なりGWの山らしくなってきた。
  • 山頂は思っていたほどには混んでいなかった。ビニールを広げ霞んだ白い富士を目の前に昼食タイム。山頂で山岳同定をした。同定しても確信が持てないのがおもしろい。御正体山、九鬼山、丹沢仏果山、高尾山、陣馬山、三頭山、雲取山、大菩薩、小金沢連嶺など。
  • 山頂から君恋温泉への道は歩きやすく、新緑の中を「君恋温泉」の大きな看板に導かれて歩いた。森から耕作地に出ると一気に蒸し暑くなった。森林は2、3度気温を下げていたようだ。途中休んでいた8名パーティを抜き一番に温泉到着。一番湯となり、かなり熱い湯船に果敢に飛び込み汗を流した猛者もいた。出されたタケノコとコンニャクに、ビールで乾杯。入浴後の一杯は全身に沁みわたる。
  • タクシーを呼び鳥沢駅に出た。朝MK先輩を待つ間に目星をつけた駅前食堂に入る。地元笹子の「笹一酒造」の冷酒を何本も開けたが陽の高いうちに反省会は終了。
    山の中で出会った花々は、タチツボスミレ、アケボノスミレ、ヤブレ傘、春リンドウ、クサボケ、チゴユリ、イカリソウなど。

 以上
                      

和田(則)