◆「山中湖リゾート & 石割山」報告   

  和田(則)さんから自主ワンとリゾートのご報告を頂きましたので紹介いたします。

 
日 程:平成24年5月12日(土)〜13日(日)快晴

コース:(13日)山中湖平野−富士見平−石割山−大平山−ホテルマウント富士

同行者:田尻、中村、水堀ご夫婦、阿部、佐藤、平石、三木、斎藤ご夫婦、北島、生田、和田(則)(記)




  • GW明けに、田尻さん(48年卒)が山中湖平野に持っているリゾートマンションに1泊し、石割山(1413m)ハイキングと山のホテルで昼食を楽しんだ。3月の三浦半島・鷹取山の帰りに話が出て、個人の住戸を利用することから周りに声を掛けたもの。一緒に楽しんだ者からの報告です。


  • 5月12日(土)午後、ある人は忍野八海観光ののち、あるいは周辺ドライブ後、またある方は写真撮影会の帰りに、私は御正体山(みしょうたいさん)を越えて、マンションに集合した。快晴の予報がはずれ、気温の低い曇空の富士周辺だった。


  • 大勢となったので、個人住戸のほかにゲストルームを借りて分宿。部屋内部は田尻さんのセンスとこだわりを感じる装飾に趣味のクラフトが棚に並び、静かなBGMが流れる。リゾート=非日常の世界へと誘われる。ベランダからは正面にカラマツ林、右手に富士山の雄姿が見ることができた。富士の大きさにはびっくり。
    集合後、皆で徒歩20分にある「石割の湯」に行く。外は肌寒くさすが山岳リゾート地と納得。温泉は外国客も多くリゾート地・山中湖の人気の高さを確認した。男性陣は夕食まで待ち切れず、いつものように湯あがりに一杯と相成った。


  • 気遣いのテーブルクロスに買い出しの食品やビール、ワイン、持ち寄りの各種の酒が並び、一同乾杯。一息つくとベランダで物思いにふける、否、禁断症状の方々が佇む。満天の星空ではないが黒い天に星々が輝いていた。明日は100パーセント期待できる。


  • 5月13日(日)は遅めの起床。窓から眺めると、端正な白富士が隠すところなく聳え立っている。快晴の青空に輝く雪の白さが美しい。パンにハムとコーヒー、あるいはビックカップヌードルで朝食。いつもの民宿とは違う朝食スタイルに感激である。


  • 8時に石割山に向け出発。石割山は平野地区の奥にそびえる全山が落葉広葉樹林の山。尾根続きの平尾山、大平山も同様でいずれも山頂部は開けている。道脇のスミレやタンポポをはじめ、民宿の園芸種の花々は、都会とは違い大きく色鮮やかで元気だ。新緑の下を歩き、登山口から一気に石の階段403段を上がる。足は重いが一歩一歩の世界、ひと汗かき富士見平。ウグイスの大きなさえずりを間近に聞き、パステルカラーの明るい林をのんびり歩くと、正面に大きなカツラの神木が現れた。石割神社である。由来の大岩の狭い裂け目をドキドキしながら潜ってみた。山道に戻ると傾斜が増してくる。


  • 先頭を行く女性陣から歓喜の声が届く。山頂のようだ。素晴らしい富士山が期待できると小走りとなる。広い頂きに着くと、想像をはるかに超えた広大な眺めが待っていた。「石割山の絶景」。これぞ絶景というものだ。雲ひとつない青天に石割山の裾野を縁取る山中湖、湖からせり上がる富士山。富士の右手に連なり立ち並ぶ南アルプスの雪山。左から光、聖、赤石、荒川三山、塩見、白根三山、鳳凰三山、しんがりは三角錐の岩山・甲斐駒。素晴らしいパノラマだ。規模は違うがヒマラヤの山並みを遠望しているかのようだ。
    眼下にはこれから歩く平尾山、大平山、その先にはホテルマウント富士が見える。そよ吹く風が心地よい。


  • 立ち去るのが名残惜しいが平尾山に向かう。階段状の山道を下り、林の平らな道を進み、階段状の道を登る。その繰り返し。平尾山でも大平山でも飯盛山でも富士山を堪能できた。山道の両側にはスミレ、クサボケ、ハルリンドウの花が咲いていた。すばらしい展望と新緑のシャワー、春の花々に贅沢にも飽きたころ、ホテルマウント富士に到着。富士ビューテラスに席をとり、雲のかかり始めた富士山を眺め、しゃれた、そしてリッチな昼食。
    食事ののち歩きとバスでマンションまで戻り、解散となった。部屋の後片付けもそこそこに、あわただしく車に分乗し東京方面に向かった。


   大満足のメニュー一杯の1泊2日。田尻さんの細部にわたる心づかいでより充実した2日間でした。
   貴重なリゾートマンション体験と展望日には他に並ぶものがない大パノラマの石割山でした。


   写真はこちらです。


   以上