◆大見宅訪問レポート   

  中村(良)さんから大見さんの今のご様子をお伝え頂きましたので、アップします。
   ※プライバシー保護等の観点から、一部、中村さんから頂いた元原稿と表現を変更しています。ご了承ください(鎌田)。

 
大見宅訪問レポートです。

昨日6/17、大見宅訪問し、
  1. 皆様からのカンパとして\201,000円
  2. メッセージ寄せ書き(色紙2枚)
  3. 映像メッセージ(田代君作成のCD-ROM)
無事届けてまいりました。
その際に、砂土原先生をはじめ、見ず知らずの諸先輩方、後輩も、「同じ仲間が困っているのだから何かできることをしたい」と熱い思いでいることをも伝えてまいりました。


以下、大見君ご家族の今のご様子を伝えていきます。

大見君
久しぶりに会った時、「野歩の会」と言ったら、表情豊かになり、「わかるよ〜」と言ってくれました。
一日の殆どを車いすで過ごします。誰かの手を借りないと、布団→車いす、車いす→トイレへの移動、食事などもできない状態です。言葉は聞き取りにくいこともありますが、歌うときははっきりしているそうです。6年位前に会った時より、表情が豊かになった気がします。
平日は実家で過ごし、週4日デイサービスに通います。リハビリも受けています。週末は施設にショートステイか、自分の家に帰ってきます。

大見君奥様
地元の文化会館勤務、土日は出勤です。
大変なご苦労をされているのに、きさくで、いつも素敵な笑顔なんです。とても強い方です。
「やすあき君がまだ元気なうちに、どこか旅行に連れていってあげたい」「尾瀬に行ってみたい」との事です。

大見君ご長男
静岡大学工学部大学院生です。浜松市在住で実家まで車で1時間。時々里帰りしてるご様子。

大見君お母様
今回はじめてお目にかかりました。
大見君の主介護者でらっしゃいます。
大見君をデイサービスに送り出した後は、趣味の卓球に励む、お元気な方です。
デイサービスで色んな歌が歌えるようにと、大見君に様々なジャンルの歌を聞かせているそうです。
「やすあきは生まれかわったのです。今は皆を癒してくれるのが役割なんです」
今回の訪問で一番印象深いお言葉でした。 


大見君に、「また会おうね〜」と約束し、お母様運転のクラッチ車に送られ、猛暑の名古屋を後にしました。
ひとつ目標ができました。「車いすツアー」です。
私は介護福祉士、元ケアマネなので、その分野のみ明るいです。その他多くの皆様の知識情報、企画力、こねなど力を合わせ、近い将来実現できたらと思っています。

今回、皆様からのカンパ等を届ける事で、(ありふれた言い方ではありますが)大見家の暖かさや強さに触れ、逆にこちらが何かパワーを頂いた様に感じました。
改めまして今回のカンパ等にご協力いただいた皆様に感謝したいと思います。


  S60年卒  中村(良)