◆自主ワン「ある沢での山菜採り」(山のめぐみ・その2)
 
 

和田(50年卒)

 

<報告>

■平成29年5月27日(土)、28日(日)に、新潟のある沢に山菜採りに行ってきた。昨年9月の「サルナシ採り」の第2弾である。メンバーもA氏、B氏、A氏の叔父と、A氏の友人たち計8名。私を除く7名は26日昼過ぎに宿泊先に入り、私は仕事を終え26日夕方、鉄道で新潟に向かう。小雨の中、駅前で車にピックアップされ、なんとか大宴会に滑り込めた。

■林道脇に雪が残り季節は例年に比べ2週間遅れ、そのうえ両日とも重い曇空と霧雨。山菜はタラノメ、コシアブラ、モミジガサ、フキノトウ、コゴミ(以上大量に)、イラクサ、ウルイ、ウド、ゼンマイ、ワラビ、ツクシ、クレソン、ハリギリ、スカンポ(イタドリ)(以上少々)。直径60cm大の大ザル、5、6杯分の大収穫。
一方、私は沢でカメラと携帯電話を水没させ大損害。

■26日のA沢にはすでに人が入っており、収穫はウド2、3本、タラノメ2、3本のみだったという。

■27日は、山菜採り4名組は車でB沢、イワナ釣り1名は車でC沢、宿泊先でのんびり過ごす3組に分かれ、私は山菜採りに入る。雪解け水と昨日の雨で沢水は冷たく水量が多い。コゴミは既に葉先を開いていたが、ウドは芽を出していない。イワウチワ、イワカガミ、エンレイソウが咲き始め、沢の斜面にはミモジガサが広がっていた。

■昼前に宿泊先に戻り、午後は林道の奥にあるタラノメの林に向かう。タラの木は100本、200本とあったが、一足遅かった。切り口の状態から、午前中に採られたようだ。それでも念入りに探し回り、ハリギリ、コシアブラと合わせ、落ち穂拾いではあったが大ザル1杯弱を採取できて大満足。

■夜は山菜のおひたしに、味噌和えに、天ぷらと、山菜尽くし。昨年はイワナを10匹釣ったようだが、今年は雨後の水量増で1匹のみ。天ぷらにして8名で分ける。私は天ぷらを食べ過ぎ、日本酒・ビールを飲み過ぎ、夜中に2度のトイレ通いとなる苦しい一夜となった。

■28日は、片付けをし、霧雨の中、車で街へ向かった。人通りのない街中を抜け日帰り温泉に入り、駅前で解散。私たちはキノコ採りの経験はないので、「山のめぐみ」はこれが最後です。


<写真>

コゴミが葉を広げた河原


咲き終えた花が多い中、なんとか形を保つイワウチワ4輪


沢には一部雪が残る


急斜面で山菜を採る。こののちカメラは使用不能になった


  以上