◆自主ワン 丹沢三国山 報告
     

 
2017年11月19日(日) 常盤、田中

先月の甲武信ヶ岳は埼玉、山梨、長野の三県境の山でしたが、今回の三国山は神奈川、山梨、静岡にまたがる山であります。
三県境ではあるものの、三県に流れ分かれる分水嶺ではないという哀しさも併せ持つ三国山にトライしました。

「そんなに早く出なくても高速バスがあるよ」2日前に常盤さんから連絡がありました。
自宅を4時半に出て、30分歩いて南武線武蔵小杉駅に。そこから高尾駅に向かう当初計画だったのですが、おかげで一転して楽ちんプランになりました。
それにしても6時発の高速バスが出ているとは想定外でした。

バスタ新宿6時05分出発の高速バスで一眠りしているうちに7時半に富士山駅に到着。
富士山駅?ここはかつての富士吉田駅でした。

タクシーで山伏峠へ向かいます。峠の向こうは津久井湖に向かう道志川。
山伏峠から先ずは大棚の頭に登ります。これから御殿場の街外れまで7時間半を歩いて行きます。
実はこの稜線、誰もがご存知の大山から富士山に至る大稜線なのです。

我々は富士山方面に向かいますが、命が惜しいので雪姿の富士山には登りません。

常盤さんも私も、大山からここ大棚の頭までは縦走しているので、今日の縦走で「大山から御殿場まで」を制覇することになります。
残るは三国山から分かれて不老山に向かう稜線だけになります。

大棚の頭からの稜線は株分けのブナ林が続くなだらかな道で、樹々の間から富士山が美しく聳えます。

1時間20分歩き富士岬平。なだらかな道を舐めてかかり、30分近くダラダラと休憩してしまいます。

列島中心部から太平洋岸に続く高圧線線の鉄塔が、高指山までのピークまでに3つも聳えます。しばし電力需給と送電能力の話に熱がこもります。

かつて難行の往来だったと聞く切通峠を苦労なく通過し、緩やかな登りを終えると鉄砲木の頭に到着しました。
ここには石造りの御社があり、別名を明神というとのことです。

ここからの眺めは素晴らしく、富士山や山中湖が一望のもとです。南アルプスの峰々も甲斐駒ケ岳から赤石岳までも完璧に望めます。
富士山に雲がかかってしまったのが珠にキズですがそれでも血の気が引くほど美しい。

これから稜線上ではありますが、三国峠を通過し車道を横断します。ここまでがそれほど過酷な山道ではないので、車道を渡る落胆もなく三国山への登りにかかります。

三国山から大洞山へもなだらかなハイキングコースを飛ばします。
所々100mほどの登りはありますが、だいたいは平らな稜線が続きます。

12:20三国山に到着。鉄砲木の頭から30分ちょっとしか歩いていませんが、三県境に敬意を表して10分間休憩しました。

広くなだらかなブナ林の稜線を歩いで、14:20立山(たちやま)展望台に到着。
ここは富士山が圧倒的にのしかかる展望台でした。
残念ながら今日は雲がかかっていますが、それでも富士山の大きさに圧倒されます。

立山展望台から1時間下り、富士高原ゴルフ場バス停に到着しました。
ネットの時刻表には出ていないけれどもバス停の時刻表には書いてある、という秘密のバスで御殿場駅に向かいました。

駅前の定食屋で一杯やり、17:10の鈍行で帰路につきました。

歩きごたえという点では今一歩でしたが、なだらかで楽しい稜線でした。
葉の落ちたブナ林からの青空の美しさは忘れられません。

バスタ新宿605
富士山駅734-35 タクシー
山伏峠西側815-830
山伏峠東側835
富士岬平950-1013 1173m
明神1133-1145 1294m
三国山1220-1231 1319m
富士霊園下り口1242
大洞山1320-35
立山展望台1221-23 1312m
舗装路1511
富士高原ゴルフ場バス停1519-1525
御殿場駅1605

田中記



(写真を写真集に掲載していますのであわせてご覧ください。)
 
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