- 6月は9月とともに山行計画を立てにくい月だ。この時期は好ましくは2000m以上の高山、あるいは北の山なのだろうが、遠方で日数を要するし費用が嵩むなど検討要素が多い。近場の山は蒸す暑さとの戦いだ。
矢倉岳は展望の山なので秋から初冬がよいのだが、せっかくなら麓にある「アサヒビール神奈川工場」で出来立てのビールを飲みたい。以前より空が澄む秋か、ビールがおいしい夏かを思案したが、ビールを採って6月山行とした。
矢倉岳は箱根の山々の北にあり、金時山と間違われる独立峰的な山。山頂の富士山の眺めは素晴らしい。箱根湯坂道ができるまで箱根越えの正式ルートだった足柄古道と足柄峠、峠の眺めも有名。それらを巡る山歩きです。
一般にはバスを使う山だが、工場見学の予約時刻があるので駅から往復タクシーを使う。ビール工場見学は15時から約1時間、その後ビールの試飲。17時のバスで新松田駅に出て駅前で打上げです。
- コース【CT:3時間40分程度(休憩・昼食時間別)】
- 小田急線「新松田」駅 =タクシー(0:20)= 矢倉沢入口(270m) -1:35- 矢倉岳 -1:00- 万葉公園 -0:15- 足柄峠(750m)-0:50- 地蔵堂(417m・14:20)=タクシー(0:20)= ビール工場 =バス(0:20)= 新松田駅
トイレ:矢倉沢入口、万葉公園、足柄峠、地蔵堂
- 地図
- 昭文社「山と高原地図」no29「箱根/金時山・駒ヶ岳」
- 希望される方には該当部分の地図をPDFで送ります。
- 費用(交通費)
- 1,840円(新宿駅起点往復小田急線・バス代)
- タクシー代
往路 3,600円/台(要予約)
復路 3,200円/台(要予約)
|
|