◆奥秩父の最後の紅葉を楽しもう 報告書

 田中さんから山行のご報告を頂きましたので以下に掲載いたします。

     
1.日程
2018年10月20日(土)〜21日(日)
2.コース概要
大弛峠〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳〜甲武信小屋(泊)〜十文字小屋〜梓山
3.メンバー
平石46、常盤51、田中53
4.行動メモ
<2018年10月20日(土)>
奥秩父を雲取山から金峰山まで歩く計画の5回目。今回は参加者が平石さん、常盤さん、私の3名になった。

出発を1時間早めて高尾発6時14分松本行きスーパー鈍行(普通の各駅停車です)に乗った。7時15分に塩山駅に到着し、乗り合いタクシーで大弛峠に向かった。

9時に大弛峠を出発。夜のうちに積もった雪が木道の上にわずかばかり残っていた。平石さんを先頭に快調なペースで前進。9時50分ころに北奥千丈岳、10時過ぎに国師岳に到着した。
今回は本格的な残りはこれで終了だが、ここから甲武信ヶ岳まで小刻みな登り下りを繰り返す。
奥秩父らしいしらびそやコメツガの樹林を味わいながら歩き続けた。

両門の頭を通過してすぐの13時20分ごろと14時50分ころに南側が開けた素晴らしい絶景ポイントを通過。ずっと樹林の中なので感激する。甲武信ヶ岳と隣の木賊山が見えたが山のピークはガスに包まれていていた。

毛木平からの道の合流点から小雪がパラつき始めた。風は無いので傘をさしながら歩く。甲武信ヶ岳ピークを越え4時前に甲武信小屋に着いた。予定よりも1時間早く出たが、2時間も早く到着。平石さんのサクサクペースさすがでした。

この時期としては涼しい1日だったが、樹林のなかを歩いたためか風はなく、少し涼しめとは言え不快感の無い丁度いい日和だった。
<2018年10月20日(日)>
朝起きると満天の星空。朝焼けも素晴らしく美しかった。

甲武信ヶ岳ピークからの眺めは絶景だった。北アルプスは霞んで見えなかったが、そんなことは関係なく狂喜していた。

8:45ころ武信白岩山を通過。すぐに東側が開けた絶景ポイントに出た。雲ひとつないパノラマに「うぁー!」と声を上げる。
去年歩いた破風山から雁坂嶺、雲取山までの山々など一望のもとだった。

コメツガやシラビソの樹林帯の中の登り下りを繰り返し、大山に到着。大山からの眺めは360度だった。私は両神山が近くに見えるので驚いた。東側の透明度が高く、筑波山や日光連山なども薄っすらとだが見ることができた。

ペースが好調で時間的余裕がたっぷりあったので、十文字峠ではかもしか展望台まで足を伸ばして珈琲を沸かして楽しむ。
毛木平までは紅葉の美しい下山路だった。

梓山からバスで信濃川上駅へ、小海線で小淵沢まで行き、駅前の入船食堂でビールを一杯。本当は美味しい信州そばを味合う予定だったのだが、ついついラーメン。

三人で「来てほんとうに良かった」と話しながら帰路に着いた。素晴らしい晴天と美しい紅葉の2日間だった。
 
5.時間メモ
2018.10.20(土)
高尾614 松本行き各停
塩山722-30 乗合タクシー
柳平815-20 乗合タクシー
大弛峠845-857
大弛小屋900
北奥千丈岳948-50
分岐951-56
国師岳1004
小休止1056-1105
東梓手前1157-1212 2℃
東梓1225 2271m
両門の頭1305-16
南側絶景展望1325
富士見1355-1405
水師1444
梓山への分岐1458-1509 2℃
甲武信ヶ岳1534
甲武信小屋1545
夕食1715
就寝1830

2018.10.21(日)
起床445
朝食510
甲武信小屋620
甲武信ヶ岳640-47
武信白岩山831-45
東側絶景ポイント856
大山940-57 展望良し
十文字小屋1040
かもしか展望台1053-22
十文字小屋1131-35
毛木平1302-10
6.費用 約1万7千円
 (内訳)
・甲武信小屋2食+弁当 9.100円
・高尾〜塩山 JR各停 1,144円
・塩山〜大弛峠 乗合タクシー 1,800円
・梓山〜信濃川上駅 バス 550円
・信濃川上〜小淵沢 小海線 580円
・小淵沢〜新宿 あずさトク35 3,700円


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    以上