◆シダンゴ山から大野山 報告

 田中さんから山行のご報告を頂きましたので以下に掲載いたします。

     
1.実施日 2019年4月2日(火) 快晴のち晴れたり曇ったり

2.氏名と卒業年 常盤(51),田中(53)



 1月の大野山新年ハイキングでは富士山と丹沢の山々の素晴らしい展望を楽しむことができた。私は大野山から秦野峠を通り鍋割山までつながる尾根を何度も眺めていた。
 本日念願叶い、その一部である秦野峠から大野山までを常盤さんと歩いてきた。富士山を愛でながら。

 まずはシダンゴ山に登り頂上で眺めを楽しみながらおにぎりを食べる。積雪の蛭ヶ岳が真っ白く輝いていた。
 ここから常盤さんの前向きなリクエストでダルマ沢の頭に登る。秦野峠手前の分岐点まで起伏が多い道をすべて尾根通しで歩いた。
 この間林道秦野峠への急な下りがザレていておっかない。つかまるものがあまり無いのだ。

 秦野峠手前の分岐からは二人とも歩いたことのないルートに入った。分岐すぐの左右の切れ落ちた下降、その先では日影山への急な登りが本日のメーンイベントだ。この二ヶ所は慎重に歩いたが、それ以外の大半は尾根も広く歩きやすかった。適度な笹やぶをかき分けて進むのも楽しい。

 日影山は樹林の中で展望はないが、広く平らな頂上だった。別名をブッツェ平(武士平)といい、南北朝のころ南の武士が追い詰められ隠れ住んだ所らしい。
 ところでこれから行く大野山も後醍醐天皇を祀った山として昔は王の山と呼ばれていたらしい。

 丹沢湖への分岐から一般のハイキングコースと合流してからは、大野山、谷峨駅までのハイキングコースを楽しんだ。

 出発前には秦野峠から日影山を通り合流点までの道は、あまり人の手の入らない山を想像していた。しかし、意外にもかなりの時間は鹿棚に沿って歩く山道だったし、ブナ林も炭焼きにされたのか大きな株立ちが目立った。

 ルートはコンパスとGPS地図で確認しながら歩けば問題ないが、私達は3回下る尾根を間違えそうになった。指導標はほとんど無く見当識を総動員する注意が必要だった。
 4月とは思えない寒さの中だったが、とても楽しい一日だった。
 


(時間の記録)

新宿541小田急
新松田710-15 タクシー\3,620/台
寄バス停735

寄(やどりぎ)745 登山開始
林道終点820
シダンゴ山855-905
ダルマ沢の頭942
林道秦野峠1015-25
秦野峠手前の分岐1047
小休1131-41 836m峰のすぐ先830m
林道を渡る1148
日影山1205-15
772ピーク1245
丹沢湖分岐1301
イヌクビリ1404
大野山1410-25
谷峨駅1530下山

谷峨駅1536 御殿場線\200
松田駅1600
焼肉大松園1600-1715 \9,000/2人
新松田駅1726 小田急
秦野駅1736-42 小田急
新宿1846

歩行7時間、18.6km、休憩50分


(参考)計画
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-740573.html



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