登山班(高橋 記)
高尾駅北口(小仏行きバス停)10:20集合
バス10:42日影バス停下車~10:45林道日影沢線入口10:48~11:03日影沢園地11:26~12:10 いろはの森・4号路分岐12:26~12:45高尾山山頂 ケーブルカー利用班と合流
霞台(展望処) 14:19~14:44琵琶滝14:45~15:05高尾山口駅
台風による秋の山行中止!危険回避の苦渋の決断、皆を取り纏めている田中さん、流石です!購入済の切符は、キャンセル料こそ取られますが、キャンセルできます。が、とはある家では、旦那が一旦留守と言った予定のドタキャンは、奥方がキャンセル許しません。金曜日から我が家を後にした私は、家に戻れず、天気が回復するのをじっと待って、今回の山行に参加することが出来ました。

高尾駅北口の駅舎は、社寺風のデザインで風格があります。バス停に順次集合、予定通り、小仏行きのバスに乗りました。バスは、旧甲州街道を走るのですが、やっとすれ違いができるほどの狭い道です。10分程度で日影バス停に到着。
旧甲州街道をそのまま少し進むと林道日影沢線の入り口に。ここで、服装、登山道チェック等、登山準備を整え、いざ出発!日影沢沿いの未舗装の林道を歩いて行きました。

程なく日影沢園地(キャンプ場)に到着、「いろはの森コース」への分岐の看板が建っています。
ここで、ちょっと一悶着。三木班長の考えていた登山道は、地図になき道。もう少しこの林道を先に進むと左手に登り口があるとのこと。ですが、怪しそうです。雨上がりでもあるので、安全策「いろはの森コース」をとるか、未詳な登山道にチャレンジするか、議論が始まりました。で、三木班長と石井さんが、先発隊として林道を進み、登り口を確認できたら、電話することになりました。ところが、いくら待っていても電話が来ません。携帯は圏外でしたので。結果的に「いろはの森コース」を登ることになりました。

「いろはの森コース」というので、いろは坂のように「い」「ろ」・・・「ん」の順に看板を見ながら登るものだと想像していましたが、単なる樹木につけられた名前標識のひらがなに丸印が付けられているだけ、順番も関係なかったです。

このルートは、数ある高尾山登山道の中でも急登コースですので、なかなかの登山道です。4号路分岐まで一本で登りましたが、結構、登り甲斐(?)がありました。
4号路分岐には、ベンチもあり、ここで、しばし休憩と食事タイム。
ここから、この4号路で山頂に向かうコースもあったのですが、更に木製階段を直登し、1号路へ。階段は、踏面(足を載せる部分)が狭く、微妙に歩き憎くかったです。しかしながら、このような長い階段を山道に設置するのはさぞかし大変だったに違いないです。
階段を登りきると1号路に出ました。1号路は、麓から山頂まで舗装された高尾山のメイン街道です。それなりの人数をすれ違いながら、無事、山頂に到着!そうこうするうちに小柴さん、合流!ケーブルカー利用班も到着!
山頂標には、599.15mとありますが、地図には599.3mの表記。調べてみると改測による標高の改変がありました。参考:601.6m→1925年(T14)600.3m→1972年(S47)599.0m→1991年(H3)599.15m→2014年(H26)599.30m
ちなみに我が庭(?)の富士山も二等三角点が2014年3775.63m→3775.51mに改測。但し、富士山の三角点から北12mにある岩が最高地点なので、富士山の高さといえば、3776.12mあります。
さて、ここからは総勢15人の所帯で揃って下山していきました。
高尾山といえば、744年開山の薬王院。ここを通らずして、高尾山を語らず。薬王院の諸堂、境内を抜けていきました。そうこうすると、11丁目茶屋(ケーブルカー・リフト山上駅付近)に到着。全員揃っての下山はここまでです。
霞台の展望処からは、晴れてはいませんでしたが、はるか遠くまで見渡せました。
ここから麓の高尾山口駅前にて再集合まで、ケーブルカー・リフトや好きなコースで分かれて下山。健脚組(?)は、舗装された1号路を避け、6号路琵琶滝へ下りました。琵琶滝までの下りは、これまた結構な急な道で狭いです。途中、谷側が削れていて、以前、ここで滑落事故があったとか・・・。

琵琶滝からの6号路は、昔、遠足で何度か通ったことがあり、また、ここからは緩やかなので楽に下っていきました。東京高尾病院、ケーブルカー清滝駅を見ながら、高尾山口駅到着。お疲れ様でした。