◆刑部岬~銚子古道~九十九里ハイキング報告   

 高橋さんから12月のハイキングの報告を頂きましたので掲載いたします。

   

【メンバー】
46 平石、三木,48 鈴木幾、川嶋,52 吉川,55 三橋、北島、伊藤,57 金古、高橋聡
【日程】
2021年12月25日(土)
【行程】

<ヤマレコ刑部岬~銚子古道~九十九里>

総武線 → 07:56飯岡駅9:59 →コミュニティバス 10:30飯岡灯台 → 海津見神社11:15 → 飯岡漁港11:20 → 12:00 Waii Wai Ramen 8 14:50 →車 15:10飯岡駅15:17 →総武線 16:47稲毛駅
 
【まえがき】

昭和45年(1970)3月24日一人の男の葬儀が執り行われた。彼の名は「力石徹」。「矢吹丈」と激闘の末、勝利するも、マットに倒れ込み帰らぬ人となってしまう。漫画『あしたのジョー』の中の話である。社会現象を巻き起こすほどの人気を博した作品を描いた「ちばてつや」は、千葉県海上郡飯岡町(現旭市)で育った。
令和3年(2021)12月19日一人の女性が旭市議に名を連ねた。彼女の名は「戸村ひとみ」。55年卒OGで実在の人物である。浦安市議4期14年を務め、旭に移り住み、海辺に「Waii Wai Ramen 8」という店を構えた。
 
【報告】


 

今回の最寄り駅の飯岡駅に向かいます。早々、始めました(笑)。

 

飯岡駅でコミュニティバスに乗って、終点の飯岡灯台に来ました。刑部岬(ぎょうぶみさき)は、屏風ケ浦の南端にあり九十九里浜との境となっている高さ約65mの断崖です。展望台「飯岡刑部岬展望館~光と風~」は、現在改修工事中で入れなかったのが残念でしたが、気配りの幹事さんの雨具と寒さ対策は杞憂に終わり、天気晴!暖かく最高のハイキング日和!

 

飯岡漁港から九十九里浜が弧を描いています。石橋山の戦いに敗れ房総に逃れた源頼朝が、家臣に命じ太東岬から1里ごとに矢を立て、99本目で刑部岬に達したという伝承から、「九十九里」と云うそうです。実際には66kmですが、当時の1里は6町(≒655m)なので概ね間違いじゃなさそうです。

 

「希望の鐘」です。東日本大震災の被災地の復興への“希望”を込めて設置されたそうです。皆様のご健康とご多幸を祈念して鳴らさせて頂きました。

 

「力石徹」です。主人公「矢吹丈」のライバルですが、ストイックでクールな男は、主人公より人気があったとか。

 

「下総台地」のなだらかな起伏がずっと続いています。この先の「銚子古道」入口から刑部岬の断崖を下ります。

 

「銚子古道」は、飯岡から銚子に行くために、使われていた古道です。今は車の時代ですが、昔はこの山道を重たい荷物を背負って行き来していたのかと思うと感慨もひとしおです。

 

「海津見(わだつみ)神社」銚子古道脇の断崖の中腹に鎮座しています。碑には通称「永井の妙見様」と書いてありました。妙見菩薩は、仏教の天界に住む御仏、ワダツミは、日本神話の海の神。明治の神仏分離と廃仏毀釈で、御神体を変えさせられてしまったのでしょうか?

 

飯岡漁港をぐるりと回って海岸沿いを進みます。背後には刑部岬の断崖が聳えています。岬の上の灯台が小さくなりました。

 

海を眺めながら、歩いて行くと向こうから来た知らないおじさんに突如声をかけられました。こんなところでナンパされるとはと、すかさず体を躱すレディース!実は、今回の参加者には知らされていなかったサプライズ参加者だったとは!

 

青空の下、そんなこんなで歩くこと約1時間。目指すお店が見えました! 素晴らしいロケーションに建っています!

 

到着です!図ったように12:00時間通りです。もっともコースタイムの倍の時間をかけて歩いて来た訳ですから。天候に恵まれた海辺のお散歩、「これからは、山じゃなくて、海だな!」という声が挙がっています。

 

アペタイザー(米Appetizer)でプチトマトのサンタさんがお出迎えです。ここでは、アンティパスト(伊Antipasto)、オードブル(仏Hors-d’œuvre)と言うべきでしょうか?今回の顔ぶれを拝する限り、 “お通し”(日Otōshi)にしておきます。

 

当初は、“海辺のお店でお食事会”という趣旨だったはずですが、「赤霧島」の一升瓶を頂き、“いつもの呑み会”モードへと・・・。

 

こちらが、本日のサプライズ参加のKSM先輩です!(写真右)

 

こちらが今回のお店のオーナーかつ旭市議の「戸村ひとみ」さん(詳しくこちらHP)です!
お世話になりました!

 

飯岡駅での記念写真!(お店の前での全員の集合写真撮るのを失念!)
駅まで送って頂いた上にお土産までも頂きました。ありがとうございました!

 

朝から始めて、昼に相当飲んで、帰りの電車で仕上げた挙句に稲毛駅でまさかの途中下車、「反省会」です!
歩行1時間、肝臓耐久レース8時間!お疲れ様でした!

 
 
     高橋聡 記  


 報告書は以上です。

 高橋さんから頂きました全ての写真(少し大きめ)はこちらからご覧いただけます。