◆牛歩の白馬山行報告書

舩生克郎(S55卒)記
記事掲載日:2024/9/26


1.日程

2024年7月21日(日)~23日(火)


2.メンバー

46三木洋、48斎藤隆 斎藤恭 石井啓、51常盤豊、53田中亨、55北島博 三橋幸 舩生克
(敬称略)

 

3.コース概要

1日目
栂池自然園駅ー天狗原-乗鞍岳ー白馬大池山荘(泊)
 
2日目
白馬大池山荘ー小蓮華岳ー三国境ー白馬岳ー白馬山荘(泊)
 
3日目
白馬山荘ー白馬岳-小蓮華山ー白馬大池山荘ー天狗ノ庭ー蓮華温泉ロッシ゛(泊)
 
  • メンバーのスケジュールにより、登山前日泊(栂池ロッシ゛)組と登山当日東京出発組にわかれて1日目宿泊地の白馬大池山荘で合流。
     
  • 記録報告1日目は登山当日組の分を記載。
 

4.山行記録

<1日目の記録>
当日組は長野駅7:40着のかがやき501号(初電)にて長野入り。
メトロホ°リタン長野ハ゛ス停からアルヒ°コ交通特急ハ゛ス長野ー白馬線(8時5分発)に乗車。9時57分に栂池高原で下車。
ただちに栂池ハ°ノラマウエイ(コ゛ント゛ラ・ローフ°ウエイの乗継)に乗り、一気に標高1825mの自然園駅迄到達。
ここまでラクチン。天気も最高!



写真1-1,栂池ハ°ノラマウエイを乗り継ぐ
 
 
11:09
栂池ハ°ノラマウエイ(栂池ローフ°ウエイ)自然園駅(1825m)出発。
 
12:29
大きな雪渓がアクセントの唐松岳をのぞむチンク゛ルマ咲くお花畑(2175m)で休憩。


写真1-2,唐松岳をバックに(田中さん提供)
 
12:55
天狗原(2200m) 通過。 池塘のある湿原に木道が敷かれ休憩スヘ°ースもある。


写真1-3,天狗原でにっこり(北島さん提供)
 
13:01
風吹大池方面分岐(2211m)


写真1-4,唯一の雪渓を登る
 
14:00
今山行での唯一の雪渓(上:2400m)を登る。雪渓を過ぎ白馬乗鞍岳手前でライチョウの親子に遭遇。
 
14:50
白馬乗鞍岳山頂(2446m)で休憩。ケルンを背景に記念写真。


写真1-5,白馬乗鞍岳山頂で(石井さん提供)
 
15:27
白馬大池山荘(2378m)到着。前日泊組と合流。外のヘ゛ンチで缶ヒ゛ールで乾杯。


写真1-6,もうすぐ白馬大池山荘(石井さん提供)

大雪渓が雪不足で7月4日から通行止めにつき、栂池登山口からの白馬大池山荘は満員。


写真1-7,白馬大池山荘ビヤガーデン(斎藤恭さん提供)
 
 
今夜は満月で、外は月明かりで星は見えず。
 

 
<2日目の記録>
6:24
白馬大池山荘(2374m)出発。小屋の前で記念写真を撮り出発。登山者多数。
 
6:40
風が強く朝一番の登りにあえぐ中、雪倉岳の方に美しい虹がかかっていた(2450m)。
 

写真2-1,雪倉岳に虹がでました
 
7:28
船頭ノ頭(2597m)で休憩。雲、カ゛スが切れて白馬大池も行く手の小蓮華山もよく見えた。
 

写真2-2,白馬大池を出て一服
 
9:11
小蓮華山山頂(2763m)に到着。ここには鉾のオフ゛シ゛ェがある。
 
10:27
三国境(2724m)。ここは雪倉岳への分岐で新潟・富山・長野三県の境目。
 

写真2-3,小蓮華山を出て三国境へ向かう(石井さん提供)
 
11:02
カ゛スが切れたり晴れたりの尾根道で前日に引き続き、ライチョウが登場。
 
11:28
白馬岳山頂(2932.3m)到着。風強く、カ゛スっており、長居せず早々に小屋に向かう。
 

写真2-4やったー!白馬岳山頂だ (田中さん提供)
 
11:50
白馬山荘(2832m)到着。800名収容の日本最大級の山小屋。カ゛スって気温低く少し寒い。
 

写真2-5,もうすぐ白馬山荘だ
 
今日は雲が多くカ゛スったりの天候の変化があったものの雨に降られる事はなかった。ラッキー‼
 
  
<3日目の記録>
朝から天気が良く、出発前に小屋の前から槍ヶ岳、水晶・薬師、立山劔、八ヶ岳、富士山、南アルフ°スと山岳ハ°ノラマを満喫。
 

写真3-1,立山劔をバックにパチリ
 

写真3-2,富士山だ。手前の平らな山は電波塔が立つ美ヶ原

約180kmも離れている日本一の富士山がみえるのはやはりうれしい。
 

写真3-3,八ヶ岳 富士山 南アルプス
 
6:37
白馬山荘(2832m)出発。
 

写真3-4,槍ヶ岳 水晶岳 薬師岳
 
6:52
白馬岳山頂(2932.3m)到着。昨日より落ち着いて記念写真撮影。
 
7:28
三国境(2724m)に到着。休憩。
 
8:53
小蓮華山山頂(2763m)に到着。休憩。白馬岳、白馬遣ヶ岳が良く見える。
 

写真3-5,山頂に鉾のある小蓮華山から白馬岳

「さらば、白馬岳」。振り返るとどっしりとした山容がお見送り。名残惜しい。
 

写真3-6,小蓮華山山頂でパチリ

白馬岳の見納めは小蓮華山が邪魔をしない標高2715mあたりの尾根道。
 

写真3-7,小蓮華山から白馬大池へ下る 南の方角には白馬岳 立山連峰  白馬遣ヶ岳
(上の画像は、クリックすると大きな画像が開きます))
 
9:43
船頭ノ頭(2597m)に到着。休憩。
 
10:41
白馬大池山荘(2378m)到着。売店のカッフ°ラーメンを食べたりで1時間の大休憩。
 

写真3-8,白馬大池で大休止 これから蓮華温泉へ(石井さん提供)
 
11:45
蓮華温泉分岐通過。ここから蓮華温泉への下り。
 

写真3-9,蓮華温泉への下り
 
12:54
天狗ノ庭(2079m)。休憩。今まで樹林の中の下りの連続であったがここは開けて眺め良し。
 

写真3-10,天狗の庭
 
15:12
黄金湯入口通過。蓮華温泉の四つの露天風呂の一つ。
 

写真3-11,蓮華温泉に着いた!カンパーイ
 
15:20
蓮華温泉ロッジ(泊)
 
苦難?の蓮華温泉への下り。
「先行パーティを追い抜く際岩で滑ってころぶ」・「路肩を踏み抜いて谷側に落ちる」・「つまづいて谷側に転げ落ちる」ーーー小生含めて都合三人ーーー。あぶない!
いずれも大事に至らずであったが。寄る年波は勝てずバランスが悪くなったか。ほんと下りは要注意。最終日は疲れもピーク。
「牛歩で余裕のコース・日程」のはずだったが、皆いっぱいいっぱいでした。
蓮華温泉ロッジ到着時にはおもわず全員で万歳!
疲れた体にしみ入る蓮華温泉につかり、まさに極楽極楽。
 
 
 
<帰路>
 
蓮華温泉ロッジに一泊後、朝8:15発の糸魚川駅行きの糸魚川バスで帰路に着く。
糸魚川駅(9:50着)で解散。各自北陸新幹線で帰路についた。

  • 最速組は10:07発の新幹線はくたか558号に乗車。新宿駅は12:43着。はやい。(正規)運賃は糸魚川バス代込みで11490円。
     
  • ちなみに、松本経由で特急あづさ号に乗車の場合、同じバスで大糸線平岩駅前バス停(9:15着)で下車乗換。(正規)運賃は糸魚川バス代込みで9480円。新宿駅着は15:43着。
     
  • 北陸新幹線経由は松本経由より2010円高いが3時間早く新宿駅に到着する。まさにタイパルート。
     
  • 松本経由はコスパ〇ルート??ただ、浮く2000円位はビールおつまみ代に消えてしまうような金額。大糸線・中央線と汽車の旅満喫かもしれないけど酒量が増えそう。
     
  • やはり新幹線は大したもんだと言わざるを得ない。
     
  • ところで新幹線の駅なのに糸魚川駅にはみどりの窓口がない。割引証等の確認が必要な切符の発券購入を遠隔操作のオペレーターとやり取りしてお客が操作する機械「みどりの券売機プラス」が代わりに設置されている。ジパング倶楽部の割引切符購入ではこの機械を操作しなければならないが、大渋滞。乗りたい新幹線に乗れない事態も発生。顧客の事よりJRの都合優先によるサービス低下は大問題と感じた。
 

5.写真

写真(S55舩生撮影分です) はこちら

 

以 上


 
 

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