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2015.8.20(木)〜22(土)
常盤(51年)、田中(53年)
- <経緯>
烏帽子から水晶岳 温泉沢の頭、雲ノ平を経て太郎平に向かうという計画を立てた。
水晶岳〜温泉沢の頭の間は今回のリーダー常盤さんとは15年越しのテーマだった。
2000年に黒部ダムから読売新道を登ったのだが、雷のために目的の水晶岳を目前にして温泉沢の頭から高天原へエスケープを余儀なくされたのだった。
その後もあの読売新道を登る計画は大計画すぎ、私も常盤さんも北アルプス一般道の稜線はほぼ全踏破したのに、ここだけが残っていたのだった。
同行予定だった沼田さんと吉川さんが、残念なから骨折と腰痛のため急きょ不参加となった。
<行動記録>
- 2015.8.20(木) 1日目(前夜は七倉山荘泊)
- 天気は良くなかった。
高瀬ダムから傘をさして5時間かけてブナタテ尾根を登った。
台風のために、去年の夏合宿B班は三ツ岳手前で、C班はブナタテの途中で撤退を余儀なくされた。屈辱のルートだ。
気合を入れていきたいが、雨で気勢が上がらない。
烏帽子岳ピストンは省略して野口五郎小屋に直行する。
烏帽子小屋から三ツ岳の稜線では雨もあがり、槍から立山までが展望でき感激する。今回唯一の眺めとは知らずに、まだこの先を期待していたのだが。
野口五郎小屋はすいていて、食事も美味しく良い居心地だった。
しかし、暗くなっても雨が降り続き喜んではいられなかった。
- 2015.8.21(金) 2日目
- 2日目はとにかく水晶小屋に行き、今回の目的である温泉沢の頭と水晶岳の間の空白を埋めなくてはならなかった。
天気は雨で展望はきかない。
まず水晶小屋まで歩き小屋に荷物を預ける。
そしてガスと風雨の中を歩き温泉沢の頭にタッチをしてきたのだった。
常盤さんが「今回の主目的を達成できたな」とつぶやく。
しかし往復1時間半と目論んでいたのが3時間もかかってしまった。
今日はできれば太郎平か薬師沢小屋まで行きたいと思っていたのだが、年寄りらしく雲ノ平山荘泊まりとすることにした。
雲ノ平山荘はピカピカの立派な山小屋だった。
ここで乾燥室に干していた私の雨具を誰かに間違えられる。
雨具は19時前に乾燥室に戻っていたので事なきを得たが、夕食後の楽しい時間が雨合羽捜索になってしまったのだった。
- 2015.2.22(土) 3日目
- 今日も雨。
薬師沢小屋に下り、太郎平に登り直し、それから折立に下るのが今日のルートだ。
ツルツルの岩道や木道を滑らないように早足で歩く。
何しろ折立からのバスは14:10だけなのだ。
数回足を滑らせながらも、7時間かけて13時過ぎに折立バス停に到着した。
地図のコースタイムで8時間半のコースなのだが、カミカゼ中高年とは言え60歳の我々にはこの辺が限界のようだった。
<コースタイム>
- 2015.8.20(木)
- 4:30 起床 (七倉山荘前泊)
4:45 朝食
5:30 七倉山荘発
タクシー2000円/台
5:40-6:00 高瀬ダム堰堤 曇天/小雨
6:25-33 登山口
7:25-35 小休 1665m
7:45 去年のB班退却場所通過1725m
8:23-35 小休 1965m
9:28-38 三角点 2210m 雨
9:49 タヌキ岩
10:18-23 小休 2405m
10:48-50 小休 1番地点 2490m 曇天
11:07-40 烏帽子小屋 曇天視界あり
12:42-50 小休 三ツ岳の登り 2675m
13:25-38 三ツ岳 2785m/P 小雨
14:35-40 小休 2825m
14:56 野口五郎小屋 曇天
17:00 夕食 霧雨
20:00 就寝
- 2015.8.21(金)
- 4:30 起床 一日中雨
5:00 朝食
6:00 出発 雨、ガス
6:20 野口五郎岳通過
7:08 竹村新道分岐通過
7:56-8:05 小休 2766m
8:32-47 水晶小屋
9:18 水晶岳通過
10:00 温泉沢の頭
11:02-04 水晶岳
11:35-12:00 水晶小屋
12:24 鷲羽岳分岐通過
12:30-40 岩苔乗越
13:20-25 祖父岳
14:15 雲ノ平山荘
17:45 夕食
19:00 就寝
- 2015.8.22(土)
- 4:30 起床 一日中雨
5:00 朝食
5:58 出発 雨、ガス
7:25-35 小休 2090m/Pi
7:57-8:10 薬師沢小屋1955m/P
8:57-9:05 小休@ベンチ2065m/P
10:25-40 太郎平小屋
12:00 三角点
13:10-14:10 折立バス停
バス
16:10 富山駅前
16:30-17:15 ホテル
17:20- おさかな家
常盤さん作成の報告書はこちらです。
写真は準備中です。
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以 上 |
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