◆「渋沢・頭高山から松田・富士見塚」報告 

 
日 程:平成30年3月18日(日)曇りのち晴れ
 
コース:小田急線「渋沢駅」− 頭高山(ずっこうやま) − 篠窪三嶋神社 − 富士見塚 − 小田急線「新松田駅」
 
同行者:石川、小柴、中村、阿部、三木、沼田、斎藤(隆)、田中、和田(記)
 


(概要)
曇り空から汗ばむ晴れ空となる。穏やかな早春の丘を歩き、里に下りると梅や桜や桃が満開。一気にのほほんとした春爛漫の世界へ入り込んだ。富士見塚は桜も菜の花も素晴らしい。春うらら、楽しい里山ハイキングでした。

(企画のきっかけ)
  • 2年前、街の写真展で、濃い桃色の桜が円形状に広がる作品を見つけた。撮影場所の「神奈川県大井町」を手掛かりに今回の「富士見塚」を発見した。
  • 昨年3月中旬に桜を撮影に出かけた。生憎の春霞で富士山は霞んでいたが、富士山と菜の花と早咲き桜の素敵な場所だった。
  • この時期限定の富士見塚を近くの山と繋ぐ1日コースを考えた。既存コースと合わせ、渋沢丘陵・頭高山から、篠窪集落、富士見塚、農村公園、御殿場線上大井駅を思い描く。この企画は1日コースの前半に絞った計画。



(頭高山へ)
  • 6日前の予報「曇ときどき晴れ。降水確率50%」を心配したが、肌寒い曇り空も昼近くには晴れ空に変わる。GW時期の陽気となり木陰の風が心地よい。
  • 9時20分、渋沢駅南口を出発。私は3月初めに、通いの整形外科医師から突然、この1か月は運動量を極力控えるように言われた。といっても裏磐梯スノトレ、頭高山、熊野古道がある。勝手に内緒の妥協案でこのハイキングは渋沢駅から登山口まで、そして富士見塚から新松田駅までひとりタクシー利用とした。また三木さんと田中さんにはコンロなど荷物の一部を持ってもらう。
  • 市街地から登山口までは道迷いの可能性がある。臨時リーダーの三木さんにはルートを書き込んだ1/25000地形図を渡す。しかし各所に案内があり心配は不要だった。
  • 皆を見送った後、私は駅前のファストフードでコーヒーを飲み、時間を見計らってタクシーで後を追った。樹高46m、樹齢600年の大きな杉に囲まれた白山神社の登山口で皆と合流。昨年4月の「丹沢・白山と日向山」にも白山神社があった。白山信仰が盛んな地域らしい。
  • 落葉広葉樹の間から丹沢大山、三ノ塔、塔ノ岳に至る稜線を望み、なだらかな山道を歩く。すぐに到着した「八重桜の里」は彩りが乏しいが、1か月もすれば桜一色となる。菜の花が咲き始めた東屋で休憩。隣の丘陵には広大な敷地に太陽光発電設備が見える。水生昆虫類が紺色のパネルを池の水面と間違え、激突するようだ。解決は難しい。
  • 山頂を巻きながら緩やかな道が続く。春の兆しを発見、キブシだ。注意深く歩くと足元にも春の花が咲いていた。


(山頂)
  • 11時、山頂(303m)に到着。明るい山頂には誰もいない。東屋を占領し、第1回目の成り行き次第のコーヒーブレイク。田中さんとお湯を沸かしパックコーヒーでコーヒーを淹れ、おいしいクッキーをいただく。眼下の松田の街からは消防車のサイレンが谷あいに反響し鳴り響いていた。
  • もう一度「八重桜の里」に戻り篠窪・三嶋神社方面に進む。高齢者グループがやってきた。皆さん確実に80才代である。ゆっくりとした足取り。あの年になっても野山を歩けるのがいい、と皆の感想。その先で満開の桜や桃に囲まれた地元戦没者の慰霊碑に出会う。陸軍、海軍、軍属と結構な名前が刻まれていた。皆を忘れないよ、という集落の気持ちが伝わる。


(篠窪方面へ)
  • 日差しが強くなり汗がにじむ。12時、篠窪へ続く丘陵に立つと周囲は開け、雑木林と畑が続く尾根道。穏やかで長閑な光景だ。後ろには丹沢表尾根の山々が、前方には明神ケ岳、神山、駒ヶ岳、二子山と箱根の山々。
  • 尾根道は矢倉沢往還(大山・足柄道)の脇街道跡であった。秦野の四十八瀬川が氾濫した時の丘越え道である。往還跡から外れ篠窪の里に下りると、富士が初めて姿を見せた。


(篠窪)
  • 篠窪の里は白や桃や赤の梅や桜や桃が満開、この時期の桃源郷的風景であった。地福禅寺周辺は特に美しい。その先の三嶋神社には樹齢500年の椎の木が車道にせり出し、社殿に幹の中に木彫りミミズクが収まった珍しい飾り物。


(富士見塚)
  • 13時頃、富士見塚到着。家族連れやカップルが少し早い春を楽しんでいる。この地は源頼朝が巻狩りの際に富士山を愛でた場所。養蜂家が長い年月をかけ、菜の花や桜を植え育て、現在の自然環境と景観を作ってきた。
  • 眺めの良い場所を巡ったあと、「菜の花」と早咲きの「春めき桜」と「富士山」の三拍子が揃う丘に向かう。桜の花は満開を少し過ぎ、菜の花畑はすでに刈られ始めていた。
  • 丘の上で2回目のコーヒーブレイク。寛いだあと、皆は新松田駅前まで車道を下る。私は時間を見てタクシーを呼び、一足早く駅前で飲み屋を探した。


(打上げと二次会)
  • 15時すぎ、駅前の海鮮水産店で打ち上げ。火照った体にビールはおいしい。解散後、飲み足らない6名はまだ明るいと町田で途中下車、二次会へ。私は飲み疲れた。
  • Aさんの万歩計は25,000歩を指していた、たくさん歩かれたようです。


写真はこちらです。
1.石川さん撮影
2.和田さん撮影
3.田中さん撮影
  以上