◆山中湖 大平山ハイキング報告
今回報告者:高橋聡(S57年卒)
掲載日:2024/8/9
【メンバー】
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- 46三木洋,48斎藤隆,53田中亨,55北島博、中嶋広,57高橋聡
(6名)
【日程】
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- 2024年7月27日(日)
【工程】
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- 距離:11.5km登り:474m下り:475m
< 20240727ヤマレコ大平山 >
山中湖平野バス停11:23 – 11:30石割神社前社 – 11:44東海自然歩道 – 12:03石割山登山口分岐 – 12:43平尾山12:58
– 13:06忍野村分岐 – 13:14大窪山 – 13:25イモ山 – 13:35大平山13:46 – 15:42富士山山中湖バス停
【まえがき】
- 日本の測量行政を司る国土交通省の特別機関である国土地理院の「地理院地図」で、「大平山」を検索。
すると日本に「大平山」は、“公式” に101座もある!
ちなみに「太平山」も19座もある!
「大」と「太」との違いは?
「大西洋」と「太平洋」との違いか?!
恒例!明治安田生命の「生まれ年別の名前調査」
< 明治安田生命男の子人気漢字 >
「太」は、男の子の名前に使われる漢字として不動の人気で長年首位をキープしてきた。
2020年についに首位を明け渡し、翌以降「大」が「太」の上を行く。
栃木県の「太平山」は、旧下都賀郡「大平町」(現栃木市大平)にあるが、大平村命名時に「太」の画数4を忌避して画数3の「大」にしたという。
「天下太平」危うし?!
かようなことなど一切関係なく、一行は、山中湖に面する「大平山」に向かった。
【報告】
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「山中湖旭日丘バスターミナル」
今回の集合は、ここではないですが、静岡組(筆者ただ一人)はここで下車します。
東京組は、山中湖に来るのになんと “中央自動車道”を選択!
バスの到着時刻はベストタイムであって、中央道の渋滞はもはや“一般常識”、週末朝の下りだから “順調で” 40分遅れ、まあ、1時間遅れは想定内です。
ということで、集合場所の「平野バスターミナル」まで約4kmを歩くことにしました。
「山中湖旭日丘湖畔」
先ずは、富士五湖の一番大きな湖、山中湖湖畔に出てみました。なかなかの絶景です!
さすがです!外国人も多く見かけました!
富士五湖とは、富士山の噴火で出来た、山中湖(6.6k㎡)、河口湖(5.5k㎡)、西湖(2.1 k㎡)、精進湖(0.5 k㎡)、本栖湖(4.7 k㎡)の五湖のことです。日本人なら常識かとは思いますが・・・
「旭日丘湖畔緑地公園」
湖畔には緑道が整備されていて、なんとなく気持ちいいです!
これで、バス代も浮かすことが出来ました!
TNK先輩の教え:「お金を払ってわざわざ歩きに来て、歩かずにお金を払うなかれ!」
「平野バスターミナル」(標高990m)
気持ちの良かった緑道も旭日丘から前半の2km位までで、後半の2kmは、残念!炎天下の車道歩き!(泣)
汗だくになっての集合場所到着!
さて、東京組のバスは、何時に到着できるでしょうか?!
“中央道” 下りの“日野BS”、“相模湖IC”・・・有名な “渋滞スポット” です。なんとか抜けて、“大月JCT”から“河口湖IC” に向かっているでしょうか?
中央道 “大月~河口湖”は、今では中央道の“支線”みたいですが、“本線”になるはずだったそうです。
なんと、当初の計画では、河口湖から西へ、南アルプス(赤石山脈)を貫通して “飯田” に抜ける予定だったとは!
が、後に長大トンネルは諦め、諏訪経由飯田に計画変更されます。
故に中央道は、昭和44年(1969)調布~河口湖間が現本線より先に開通していますが、やっと昭和52年(1977)大月-勝沼まで、着工から着工から苦節20年、昭和57年(1982)勝沼~甲府昭和がつながって、ついに中央道が全通してます。
“中央道” の話が長くなりましたが、ここで待つこと数十分、やっと東京組が到着しました!
「石割神社前社」(標高1002m)
何はともあれ、歩き出しました。先ずは、「石割神社前社」で山行の安全祈願!
「前社」というくらいで「本社」の「石割神社」は、石割山八合目に鎮座しているそうです。
宮司曰く、古事記の「天の岩戸」伝説の地だそうです(驚)。
御神体は、高さ15mの切り立った「大岩」が割れているらしく、是非、見てみたかったのですが、時間の関係で今回、「石割山」は断念!(泣)
“山中湖ハイキング” で「石割山」に行かないというのは、あり得ないらしいので、いつかリベンジ!
「登山口ではないですが・・・」(標高1014m)
平野バス停でいつもの出発時の集合写真を撮ろうかと思ったのですが、場所的にも時間的にもなかったので、「登山口で撮ろう!」ということにして歩き出しました。
後で確認したのですが、ここまでの途中に「←平尾山 東海自然歩道」の道標のある「登山口」がありましたが、そこを通り過ぎてしまいました。
「ここが我々の登山口!」ということで、「集合写真」!
「←平尾山・大平山 東海自然歩道」道標(標高1050m付近)
「我々の登山口」を進んでいくと道が突然行止り!
先には階段こそありましたが、階段を上がるとその先には道らしい道は・・・。
まあ、ほどなく本来の道(?)に復帰しました!
「石割山分岐」(標高1289m)・・・(田中さん提供画像です)
今回断念せざるを得なかった因縁(?)の「石割山」から「平尾山」に続く道に合流しました。
“少し涼しい梅雨明けのハイキングを楽しみませんか!”・・・今回の山行のキャッチフレーズですが、やはり夏は暑い!(汗)
「平尾山」(標高1290m)
湖は見えますが、富士山は、あいにく“雲隠れ”!「湖と富士山」景気の良いところには間違いはありません!
が、日差しが強く、如何せん暑い!
「平尾山」(標高1290m)
景色などには目もくれず、皆さん木陰に避難します。
「皆、それぞれ思い思いの話を勝手にしゃべってる!」とのTNKリーダご指摘。
“よもやま話に花く”・・・と書こうとして、ふと気づいたんですが、“よもやま”って「四方山」だったんですね!
ということは、原義は、“四方の山の話”! 山の話は奥が深い!
「平尾山~大窪山間」(標高1230m付近)
さて、「平尾山」を後にし、「大平山」に向かいます。
稜線が開けて、あれが目指すは「大平山」か?と思いきや、手前のは「大窪山」(標高1267m)だそうで、奥に見えるのが「大平山」・・・。
意外にも未だ未だ遠いです。しかも、せっかく登ったのに下って行くし・・・(泣)
「イモ山」(標高1263m)
「平尾山」から一旦、標高1214mまで下って、「大窪山」は標高1263mピークをかすめて通過、また、標高1243mまで下って、いよいよ「大平山」が近づいて来ました!
「大平山」(標高1295m)
今回の目的地「大平山」到着です!
山頂の一段高くなったところに東屋がありました。
東屋には靴を脱いで上半身裸で仰向けに寝転ぶ男(?)二人、少し離れた下のベンチに服は着ていましたが、やはり靴を脱いで、うつ伏せに寝転ぶ女一人・・・。
怪しい雰囲気の三人がいるなあと思い、恐る恐る近づくと、おおっ、ベンチのうつ伏せの女性は、なんと我がチームのNKJ嬢ではないですか!!
この話の続きは、後述します・・・。
「←山中湖花の都公園 道標(大平山山頂至近)」
山頂東屋は占拠されているし、雲行きが怪しくなってきたので(本来の意味)、急いで下山開始します。
この数分後くらいでしょうか、パラパラと音がしたかと思うと、ものすごい雨!
道が急に“川”になりました。
“川”の中を避けて、“川”の両側に股を開いて下るのは、結構、難儀!
悪天候が予想された中でもラッキーに山行してきた我々の神話(MIK会長談)が音を立てて崩れました。(泣)
「忍野林道」
“ゲリラ豪雨(guerrilla)”の中を「大平山」から「飯盛山」を巻き終わったところで、「長池山」に向かう山道は、これ以上無理!
ということで、忍野方面へ下る林道を選択します。
しかし、林道も既に結構な“川”状態です!
もう、当方の靴もザックも服も全部びしょ濡れです(泣)
そんな状況だったので、悲惨な(?)状況写真が撮れていません!
少しすると小降りになりましたので、おもむろに雨の証拠写真(?)を撮りました。
「海馬(シーホース)」(標高990m)・・・(田中さん提供画像です)
林道で忍野側に下りたので、ホテルマウント富士の山を廻る形でゴールの山中湖湖畔に出ました。
この頃には、すっかり雨も止み、“お楽しみ”の「反省会」です。
大平山の話の続きです・・・。
NKJ嬢は、一足先に大平山に到着しました。するとあられもない姿の男女が!目のやり場に困ったそうです。
大平山の上半身裸で仰向けに寝転んでいた二人は、なんと男二人でなく、男と女だった!
そんな状況だったので、ベンチに“うつ伏せ”で、我々本隊の到着を待っていたそうです。
え~ッ!東屋には近寄り難かったのと、下の位置からは、よく見えなかったです!(悔)
「富士山中湖(ホテルマウント富士入口)」(標高990m)
新宿行高速バスで帰られる御三方をお見送り。
物好き三方は、御殿場(二次会)へ!・・・筆者にお付合い戴き、感謝感激雨あられ!
お疲れ様でした!
以 上
※写真はこちらです。
その1)田中(亨)さん撮影
その2)高橋(聡)さん撮影
※田中さん作成のメモ(行動時間など)はこちらです。
野歩の会HP
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