◆夏の山行 白山 先発隊
  (後発隊と合流するまでの記録)
 
 

  北島さんから夏の山行の御報告を頂きましたので掲載いたします。

 

<記録の日程>
 平成27年7月30日(木)〜7月31日(金)夕方
 ※7月31日夕方以降(合流後)の記録はこちらをご覧ください。

<メンバー>
 鈴木(義)、阿部、佐藤、斎藤(恭)、沼田、北島




  • 東京10:32発 金沢13:00着 かがやき509号。金沢駅に着くとジャンボタクシーがお出迎え。1時間半程度で市ノ瀬にある白山温泉永井旅館に到着。16,000円位でしたが早くて快適、高いとは思いません。間もなく沼田さんがマイカーで到着。沼田さんは前日から来て東尋坊などに出かけたものの、土砂降りだったとか。白山の天気予報、7/30〜31は曇り一時雷雨に注意、嫌な予感。とりあえずゆっくりお風呂に入り早めに就寝。
  • 翌朝、佐藤さんご自身は胃腸の具合が悪く出発が危ぶまれるほどでしたが、さすが気合いで乗り切り“晴れ女”の力を遺憾なく発揮、天気予報は良い方に外れ。観光新道の下りが悪路との情報があり登りに使うことを検討するも50分余計にかかる壁は厚く却下、通常通り砂防新道を登る。別当出合を6:50出発、すぐに吊り橋、中飯場経由甚之助避難小屋9:35到着。なかなか順調。
  • 南竜分岐から次第に花の数が多くなり、さらに期待をふくらませて高山植物が多いといわれるエコーラインへ。霧がかかり鮮やかな緑に映えるコバイケイソウの群落、そしてクロユリ発見! 可憐なハクサンコザクラ、ハクサンフウロ・・・白山の名前が付く植物が多いことに納得、驚くほど花の種類も数も豊富♪
  • さて、気温はグングン上昇、沼田さんの足に熱けいれんが起きましたがゆっくり登って頂くしかありません。ゴールが見えず苦しい登り、雪渓や弥陀ヶ原の先に望む御前峰に励まされなんとか登っていくと12:40室堂ビジターセンターの屋根が突然現れる。入口ではアサギマダラがヒラヒラとお出迎え。
  • ビールで乾杯、かなりのんびりしてしまいましたが、せっかくの良い天気、頂上を目指そうと鈴木、阿部、斉藤、北島の4人が出発。クロユリの群生、ハクサンフウロ、クルマユリ・・・だんだん当たり前の世界になってきました。14:45御前峰ではキアゲハがお出迎え。紺碧の空を映した2つの池を見下ろしその美しさに感動。ここで鈴木さんが突然“お池巡り”を提案。時間的にあきらめていた私たちも、あまりの美しさに惹かれ思わず乗ってしまう。
  • 紺屋ヶ池、翠ヶ池、千蛇ヶ池を巡り水屋尻雪渓を横切り室堂へ戻ったのは16:20頃、常盤さんたち後発隊の到着にぎりぎりセーフ! この日頂上を極めた4人は翌朝ゆっくりして日の出は室堂で見るつもりが・・・山の陰で見られなかったのはちょっと残念。でも前日に御前峰〜お池巡りができたことは大満足、観光新道の嫌な下りに備えて体力を温存できたのも良かったと思います。




写真はこちらです。

  以 上