◆蓼科山登山班報告   

 高橋さんから9月の登山のご報告を頂きましたので掲載いたします。

   

【メンバー】

(蓼科山班)46平石充,48斎藤隆,53田中亨,55北島博,57高橋聡

(八子ヶ峰班) 44佐藤あ、阿部佳、中村一、中村純,46三木洋,48斎藤恭,49松田正、鈴木幾,55舩生克、舩生み、三橋幸
 
【日程】
2022年9月11日(土)
【工程】
距離:5.5 km 登り:805 m 下り:614 m

<20220911ヤマレコ蓼科山>

女乃神茶屋蓼科山登山口09:45 - 11:11標高2110m - 11:30幸徳平 – 12:49標高2450m - 13:08蓼科山13:16 - 13:19蓼科山頂ヒュッテ13:41 - 14:20蓼科山荘-将軍平14:24 – 14:48天狗の露地 - 15:20馬返し- 15:29蓼科山7合目登山口
 
【まえがき】

長野県茅野市棚畑遺跡から一体の完全な状態の「土偶」が発掘された。国宝の「縄文のビーナス」である。
茅野市街地から蓼科高原・白樺湖、車山高原・霧ヶ峰高原・美ヶ原一帯を結ぶ総延長76kmの観光道路を「ビーナスライン」と呼ぶ。
そこには、コニーデ(成層火山)にトロイデ(鐘状火山)が重なった複合火山が一座、単独で聳えている。
その山は、優美な山容から「女神」に例えられ、「女神山(めのがみ)」と呼ばれており、また、山麓には「女神湖」という湖を湛えている。
そう、その山こそ、一行が目指す「蓼科山」である。
愛と美の「女神」、Venus(羅ウェヌス、英ヴィーナス)に果たして会えるのだろうか・・・。
 
【報告】

 

「すずらん峠園地駐車場 (1730m) 」に集合!
昨日、千畳敷カール・木曾駒ヶ岳を堪能、本日は、ここからスタートです。

 

「八子ヶ峰班」は、ここから西へ「八子ヶ峰 (東峰1869m/西峰1833m) 」を目指します。
では、「八子ヶ峰班」の皆様、後ほど!

 

「蓼科班」は、ここの傍の「蓼科山登山口 (女乃神茶屋1722m) 」から東へ「蓼科山」(2531m)を目指します。
班構成ですが、昨晩、地図を広げて、登山道の等高線の幅を確認、一部の猛者が急遽、鞍替え!
ですが、代わりにVenusがこちらに加わるという嬉しいメンバー変更がありました。

 

草木の知識がないので良く分かりませんが、まだ“高原”なので、足元には“笹”、木々はブナ(橅)でしょうか?いわゆる“落葉広葉樹”林の中を抜けていきます。
この辺りは、未だ緩い登り道でしたが、この先、なかなかの急な道になって来ました。

 

だんだん景色が変わって来ます。足元には岩がゴロゴロと現れて来ました。ですが、まだ木々の丈が高く、岩には苔が生しています。

 

途中、山道左の林の中に何かあると近づいたら、“基本測量”の「四等三角点」がありました。
見た目綺麗だったので、最近改測が行われたのかと思い、「基準点成果等閲覧サービス」で検索してみました。
基準点コード:TR45438121301は検索できましたが、残念!「測量成果」が、“2014/4/1処置保留”となっていて、「基準点成果」や「点の記」の情報が得られませんでした。

 

蓼科山南西(2110m)の道標がすぐ傍にありました。ということは、あの三角点は地図にある「2113.7」の三角点では!
もっとも、それが分かったところで、特に何っていうことはないのですが・・・。

 

「幸徳平(2165m)」の道標です。
“平”なところではないのですが、確かにこの辺りだけ等高線2150m~2170mの幅が急に広がっています。ここまで、結構な坂道だったので、確かにホッとするところかも知れません。

 

ちょっと一休みです。振り返ると「八子ヶ峯」方面が見えました。
「蓼科班」の殿方が「八子ヶ峯班」のVenusに“一所懸命”手を振っています。愛の行方は如何に・・・

 

シラビソ(白檜曽)でしょうか、辺りは“常緑針葉樹”の低木です。
シラビソは、寿命になると枯死し、稚樹が成長して、また寿命を迎えるを繰り返す成長サイクルがあるそうで、ある一帯のシラビソがそのサイクルが一斉に揃うと、白い枯れ木と緑の樹木が帯状に連なる「縞枯現象」が起こるそうです。枯れ木が結構多い理由が分かりました。
この蓼科山の南東数キロに、ずばりその名の通り縞枯の有名な「縞枯山(2403m)」がありました。

 

いよいよ森林限界!
さすが「諏訪富士(静岡県公式HP)」と呼ばれるだけのことはあります。
景色の変化が、先日の富士登山(2022/8/24富士登山ルート3776)を彷彿させます。

 

山頂かと思いきや、岩だらけの尾根道(?)、山頂への巻道(?)にでたようです。

 

意外とこの岩歩きがありました。
岩の上をぴょんぴょんと飛んでいけば、簡単なんでしょうが、そんな子供や若者のようにはいかないです(泣)。

 

「蓼科山(2531m)」登頂!
山頂までも、山頂も、とにかく、岩だらけ!
我々の足では危険すぎてなかなか動けないです!

 

おッと、危ない!(故意にVenusに抱き付こうとしたか否かは分かりません)

 

蓼科神社本宮(奥宮)です。
写真中央に鎮座していますが、分かりますか?石造りなので、周りの岩に溶け込んでしまって写真だけでなく実物も分かりづらかったです。

 

山頂は見渡す限り、一面、岩だらけ。遠くに何か見えますが、歩くに難儀している我々には辿り着けないので、写真にて・・・。

 

蓼科山方位盤 (2527m)のようです。山座同定しているのでしょうか。

 

蓼科山頂ヒュッテ」山頂の山荘のテラスでコーヒーブレイク!

 

さて、下りです。下り始めてすぐです!Venusの靴底に異変が!両足とも靴底がパックリと剥がれたようです!
爪先側だけは辛うじて未だ付いていたので、靴紐で剝がれかけた靴底を縛って、結果的にこの後、無事に下山できました!参考:野歩の会情報館「登山靴の靴底剥がれ対策について

 

蓼科山荘」蓼科山の北東肩に登山道が十字に交わる「将軍平」に建っている、昔ながらの山小屋だそうです。

 

大きな岩に後ろ手を突きながら急な坂道を下って来ましたが、やっと“岩”も“石”になって、傾斜が緩く下るのが楽になってきました。ですが、前方でまた何やら何かアクシデントかも・・・。

 

また、Venusに・・・(?)

 

路先に見えた謎の影、「猿か!狸か!何かいるぞ!」
恐る恐る近づいて行っても逃げません!「なんだぁ・・・」という一幕。

 

「天狗の露地」の道標。
素通りしましたが、ここからルートを外れて谷側へ1~2分で立ち寄れる、絶景のポイントがあるそうです。山頂が曇っていても、女神湖などが観られるそうです。

 

「馬返し」です。
一般的には、登山道で道が険しくなり、徒歩以外は進めないため、乗ってきた馬を返す所をいうらしいです。また、神社・仏閣などの境内に付された「馬返し」は、聖なる場所へは獣類が入れないとする地点で、俗界と聖界の境目におかれたそうです。
この登山道は、山頂にある蓼科神社の参道です。ですので、この「馬返し」はどちらの意味合いか、はたまた両方の意味合いか分かりません。

 

「馬返し」通過後、すぐ「七号目登山口」に着きました。
蓼科神社の鳥居が建っています。
この後、タクシーで茅野駅に戻って、有志で“大事な”「反省会」。
ですが、肝心の記念写真を失念したようです。(店員さんに頼んで撮ってもらった記憶が・・・)
ということで、今回の山行報告の締め括りは、この「記念写真」で!お疲れ様でした!
 
  
 
     高橋聡 記  


報告書は以上です。

すべての写真はこちらからご覧頂けます。