◆日の出山~つるつる温泉ハイキング本格班報告
 
 

 高橋さんから9月のハイキングのご報告を頂きましたので掲載いたします。

   
【メンバー】
46平石充、三木洋,48斎藤隆,石井啓太郎、53田中亨、55北島博,57高橋聡
【日程】
2023年9月24日(日)
【工程】
距離:12.4 km 登り:944 m 下り:788m

<20230924ヤマレコ日の出山~つるつる温泉>

宮ノ平駅8:16 - 8:50吉野梅林バス停 - 8:55梅の公園 – 9:00琴平神社一の鳥居9:07 - 9:51琴平神社10:06 - 10:31三室山10:51 - 10:52三ツ沢峠 - 11:10梅野木峠 - 11:26築瀬尾根分岐 -11:37高峰11:39 - 12:38日の出山13:02 – 13:38顎掛岩 – 14:18日の出山ハイキングコース入口 - 14:33日の出山登山口バス停14:43 - 14:50つるつる温泉15:25 – (バス)- 武蔵五日市駅
 
【まえがき】

オノマトペ(仏onomatopée)とは、擬音語と擬態語の総称をいう。
擬音語は多くの言語に少なからず存在するが、擬態語はそれほど存在しないらしい。
日本は、世界でも希に見るオノマトペ大国である。
理由は、日本語には、物事の状態や心の動きなど微妙な表現を伝える言葉が圧倒的に足らないからとされる。
それを補うために数多くの擬態語が生み出され、絶妙なニュアンスを表現する。
日本語を母語としない日本語学習者にとって、この擬態語の習得は難しい。
「つるつる」:なめらかなさま、よくすべるさま、表面が非常に滑らかに感じられる状態
似た語に「すべすべ」があるが、触れた感じが滑らかである場合に用いるのに対し、「つるつる」は、実際に触れても触れずとも見た感じの光沢感で、なめらかな場合にも用いることができる。
かような「つるつる」になるところが奥多摩にあるという。
日本語のもつこの絶妙な表現「つるつる」の真の意味を実感すべく、我々一行は出立した。結果は如何に!
 
【報告】

 

「青梅線宮ノ平駅」(標高215m)
青梅の一つ先の駅ですが、駅前には何もありません。もう一つ先が日向和田駅です。
青梅線は、明治27年(1894)青梅鉄道として立川-青梅駅間開業、翌明治28年(1895)日向和田まで延伸します。かつては、石灰石輸送のためで、ここ宮ノ平駅は、大正3年(1914)貨物駅として、大正12年(1923)に旅客営業開始しました。
やがて、石灰石の掘出しも西へ西へと、青梅線も二俣尾(大正9年)、御嶽(昭和4年)、氷川(昭和19年)と延伸、しかしながら、平成10年(1998)ついに100年以上続いた青梅線石灰石輸送は幕を閉じてしまいました。

 

「梅野公園入口」(標高215m):宮ノ平駅から2.1km、日向和田駅から850m地点
吉野街道(都道45号奥多摩青梅線)からここで吉野梅郷 梅の公園方面へと入っていきます。
STT先輩今朝のつぶやき「最寄り駅、ここじゃなくて、この先じゃないの?一駅間違えたんじゃない?」
TNK先輩ここでのつぶやき「ここまで来たら、もう誰も文句言わないだろう・・・」

 

「琴平神社一の鳥居」(標高237m)
舗装道路はここまで。ここから、登山道に入っていきます。

 

「→梅郷八幡神社・二俣尾駅の分岐」(標高412m)
「↑日の出山・御嶽山」、「↓吉野梅郷・日向和田駅」・・・ここまでの道標では、戻り道は日向和田駅・・・。確かに宮ノ平駅は出てきません(笑)。
ですが、せっかくお金を払って歩きに来ているので、少しでも距離を歩くことができたことに感謝です!

 

「琴平神社二の鳥居」(標高450m)
ここで、登山道は右の方に続いています。
ですが、神社に向かうのに鳥居をくぐらなくていいのでしょうか!
ということで、STT先輩と筆者だけは鳥居方面へ。(その後、すぐに合流しましたが・・・)

 

「琴平神社」(標高479m)
説明板抄写「梅郷を一望し、常に氏子を見守ることのできる巌山の頂上に鎮座する当社は、古くは「金毘羅大権現」と呼ばれていました。明治以降は、「琴平神社」と呼びようになりました。(略)」
讃岐国象頭山に天竺から飛翔し鎮座した金毘羅権現(こんぴらごんげん)も、あの明治初年の神仏分離・廃仏毀釈によって葬られ、神道の「金刀比羅」「琴平」(ことひら)に改称させられてしまいました。

 

境内からは、関東平野が見渡せました。遠くにスカイツリー(高さ634m)が微かに見えます!

 

望遠だとこんな感じです。
左の方は「新宿」?方角から考えると、練馬、豊島方面でしょうか?
読者の中には、日本一の「高層ビル」は昭和43年(1968)「霞が関ビル」(156m地上36階)で、時が止まっていませんか?
確かにそれまでの高さをはるかに超える高さで、小学生だった筆者もエレベータに乗りに行きました。
その後、新宿高層ビル、昭和53年(1978)「池袋サンシャイン」(240m地上60階)までは、喜んで出かけて行きましたが、その後、筆者の時も止まっていました。
では、時代に取り残されないように・・・現在の日本一の高層ビルは?
答えは、今年(2023)すでに完成し、 11月にいよいよオープンする「麻布台ヒルズ森JPタワー」(325m地上64階)です。
ちなみに現在建設中で5年後(2028)竣工予定の東京駅日本橋口前の「Torch Tower」385m地上62階)が日本一になる予定です。

 

閑話休題、一行は巻道を通らず、最初のピーク、「三室山」に向かいます。

 

「三室山」(標高646.9m)
三角点がありました!
国土地理院では、山の標高は、すべてm単位となっていますが、三角点のおかげで(?)、ここの標高だけは、小数点を付けました。

 

「『飛龍』墜落場所」
昭和20(1945)年8月11日四式重爆撃機「飛龍」がこの辺りに墜落、原因は不詳とのこと。
訓練中なのか戦闘中でもないからか、慰霊碑などはなく、ただ紙に書かれていました。
ここから回収されたエンジンの一部が「青梅市郷土博物館」に展示されているようです。

 

「梅ノ木峠」(標高635m)
そうこうしているうちに林道「大入線」(青梅吉野街道~日の出町つるつる温泉)に出ました。
林道「梅ノ木線」との交差点です。我々は山道を来ましたが、梅郷から林道「梅ノ木線」経由でもここに来られます。さらにこの林道「大入線」をこのまま下れば、目的地「つるつる温泉」に直行できちゃいます(笑)。

 

温泉入るからには、一汗かかねば!
とういうことで、また尾根道に入っていきます。

 

少し進むと、ここで、道が二又に!
一つは「日の出山方面 高峰山経由(尾根道)」と書かれた道標が・・・。

 

対して、こちらの道標は、「日の出山方面(一般登山道)」。
人生の選択肢はいたるところにあります!
MIK先輩とHIS先輩は、楽な人生を選ぶようです・・・(笑)

 

「築瀬尾根分岐」(712m)
「→築瀬尾根経由柚木町・軍畑」の道標・・・
後で気が付いたのですが、ここは以前来たことがあるところでした。その時は、日の出山から「一般登山道」を通って(高峰山を巻いて)、ここから、ひたすら軍畑駅に向かったのでした・・・
(「2021/12/12御嶽山~日ノ出山~軍畑」報告参照)

 

「高峰山」(755m)
敢えて険しい(?)人生を選択した面々です(笑)

 

石段を登ります。石垣が見えます。
石組、石の積み方、この雰囲気、昔の山城?・・・残念ながら、分かりませんでした。
城郭遺構調査は、また、いつの日か・・・

 

山頂の東側到着!いきなり大勢の人!これまでの道のり、ほとんど人がいなかったのに!

 

「日の出山」(902m)
来た事すら、すっかり忘れていましたが、これと同じ写真(2021/12/12撮影)、確かに2年前にありました!

 

天気も良く、山頂からの展望が良いので、大勢のハイカーに人気があるのもうなずけます。
東側(首都圏側)が、広く開けているので、山名の由来である「日の出」を見るため来る人も多いとか。
ところで、「日の出」とは太陽が地球のどの位置に来た時を言うのでしょうか?

 

「日の出」とは:
非常に興味深い内容なのですが、天文学用語、物理知識、図解解説を要するので、ちょっと読者層にそぐわない(?)・・・いえ、書面の都合上で、今回は割愛して・・・
いざ、日の出町側へ下山開始です!

 

「顎掛岩」(654m)
“日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が蝦夷遠征の帰りにこの岩に顎をかけて関東平野を見渡した”と記されています。彼はこんなところにも来ていたんですね。

 

「日の出山ハイキングコース入口」(425m)
「顎掛岩」からは、尾根道を外れ、割と急な道を下って、谷筋の林道に出ました。
さて、本日のハイライト、「つるつる温泉」もうじきです!

 

ここで大事件発生!
先行していた「ゆるハイク班」情報によると、「大混雑、一時間待ち!つるつる断念!」
「え~、そんなあ~」(服、下着、サンダル等着替えの支度一式背負ってきたのに・・・)
無念!「ゆるハイク班」が乗るバスで、我々「本格ハイク班」も合流することとし、「日の出山登山口バス停」(標高330m)に直行しました!
ですが、満車で全員乗れません・・・(泣)
しぶしぶ、「つるつる温泉」に向かいます、トホホ(泣)

 

生涯青春の湯「つるつる温泉」(372m)
泉質:アルカリ性単純温泉(pH10.1)
「pH」は義務教育の理科の授業で学習したはずですが、覚えていますか?「水素イオン濃度指数」です!
「ペーハー」は分かりますよね?ところで「ペーハー」は死語?
会社の若者に「ピーエッチ」で読むんですよッと指摘されました。JIS Z8802 pH測定方法の用語定義に「ピーエッチ又はピーエイチと読む」とちゃんと明記されていました(泣)。
もう一つ驚き!「つるつる温泉」公式HP曰く「日の出山 -【鬼滅の刃】悲鳴嶼行冥の出身地」!
あの「鬼滅の刃」(きめつのやいば)の鬼殺隊の“柱”、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の出身地だったとは!
「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎」(かまどたんじろう)については、こちらで(2020/12/6多峯主山(飯能アルプス)ハイキング登山班報告参照)
ということで、ここには、次のバスに乗るためだけに来ただけで、結果「つるつる」には入れず・・・

 

バスと電車で拝島へ移動、「ゆるハイク班」「本格ハイク班」合流!
「生涯青春の湯 つるつる温泉」に入らずとも「生涯青春」「美肌」軍団健在!
お疲れ様でした!
以上     
 
     高橋聡 記  



◆田中さん作成の速報はこちらです。(鎌田作成のゆるハイク班の報告はこちら

◆写真はこちらです。
 その1)齋藤さん撮影
 その2)田中さん撮影
 その3)高橋さん撮影