◆富士山と私
~富士山の「見る山」としての魅力~
記事提供者:コロンさん
(記事掲載日:2024/4/8)
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<はじめに>
- 小生は長らく「富士山は見る山で登る山ではない説信奉者」でありましたが、野歩の会の仲間たちと2022年8月に「富士山登山ルート3776(海抜0mからの富士登山)=ゼロ富士登山」で初めて富士山登頂を果たしました。
富士市から「富士山登山ルート3776」の公式登頂証明書と挑戦達成バッジもゲット。

「海抜ゼロから富士山登ったよ。」と一転、「富士山登山自慢者」ともなったわけであります。
しかし、登ってみると、やはり「どちらかというと富士山は見る山」だなぁと改めて思った次第でもあります。
という事で、「見る山 富士山」「ばえる(映える)山 富士山」について、小生の写真ストックの中からピックアップして、そのうち25枚を富士山コレクションとしてセレクトしてみました。
今回セレクトしたの富士山撮影写真のパターンは下記の4パターンになります。
- 出張、旅行時の新幹線車窓からの写真:6枚
- 出張、旅行時の飛行機からの写真:6枚
- 富士山が見えるところに出張、旅行した際に撮影した写真:3枚
- 〇〇山に登山した時に撮影した写真:10枚
「〇〇に行ったら富士山が見えたので、撮影した」写真がほとんどでありますが、「〇〇を撮影したら意図せずに富士山も写りこんでいた」というような写真もあります。
富士山撮影目的でロケ、撮影したのではなく、「ついで撮影」という事ですので、写真の出来もそれなりですが、小生撮影の富士山コレクションをご覧ください。

<富士山コレクション(静止画)>
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岡山出張の帰路、のぞみ号が高速で富士川通過中の車窓より撮影しました。夕暮れの中、富士川にかかる水道橋のむこうに富士山が見えました。すでに夕方17時過ぎの薄暮の富士山です。


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家族旅行で伊豆修善寺方面に行った際に立ち寄っただるま山高原レストハウス展望台より撮影しました。快晴で駿河湾越しに、銭湯の壁画の様な富士山の姿がばっちり見えました。駿河湾越しに富士山を見る絶景地の一つです。駿河湾岸の一番右側には沼津港が見えます。


- 学生時代の友人達と伊豆方面に一泊旅行の際三島スカイウォークを訪問しました。三島スカイウォークは三島のパチンコ屋さんが地元の三島の観光振興のため日本最長400ⅿの人道吊橋と展望台を建設。2015年オープンの比較的新しい富士山絶景観光地です。

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野歩の会の山行「丹沢大倉尾根の本格登山」。8名参加でした。12時頃大倉尾根の花立山荘手前では富士山がよく見え、撮影できましたが、13時過ぎに塔ノ岳頂上へ着いた時には雲が富士山を隠してしまいました。富士山以外の山々(南アルプス、秩父)や横浜湘南伊豆方面はよく見えたのに。


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野歩の会の山行。来る北アルプス黒部源流を目指す「紅葉の雲ノ平」山行に備えての「丹沢錬成登山」。天気晴朗なれど風強く雲量も多く富士山には雲がかかっていましたが、雲をまとった夏の濃いブルーの富士山もまた良し。


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鍋割山荘の鍋焼きうどんを食べることを目的の一つとして企画された野歩の会の「鍋割山~栗ノ木洞~ 櫟山山行」。急登の尾根登りの途中で垣間見る富士山は一点の雲もありませんでしたが、10時過ぎに見晴らしが効く場所で撮影した富士山は、すでに山頂付近に少し雲がかかっていました。10時半までには鍋割山荘に到着して全員で名物の鍋焼きうどんをいただきました。そのころには雲が富士山山頂を隠すような状態になっていました。


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富士宮への出張時の往路。朝8時ごろ小田原駅手前の東海道線鴨宮駅付近を走行中のこだま号の車窓より撮影しました。この日は快晴で富士山がよく見えましたので、沢山撮影できました。富士山手前平らな稜線は明神ヶ岳、特徴的な山容は金時山です。


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関西方面への出張時の往路。のぞみ号が高速で走行する車窓から広角レンズで撮影しました。この日は快晴で富士山がよく見えました。8:45ごろ平塚市北豊田付近の田圃が広がる場所で、ピラミッド型の特徴ある大山はじめ丹沢の山々から矢倉岳、金時山などの箱根の山々まで広角レンズで富士山と一緒にとらえることができました。


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8と同じ日。こだま号がまもなく新富士駅に到着というアナウンスを聞きながら、走行中の車窓より望遠レンズで撮影しました。山頂の剣が峰の建物まで見えます。Z字型に刻まれた夏道(主にブルドーザー道)がくっきり見えます。


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8と同じ日。もうすぐ新富士駅に到着地点(岳南鉄道南江尾駅付近)通過中のこだま号の車窓より撮影。東名高速道路の赤淵川橋が見える場所。


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富士宮への出張で。下車駅新富士駅ホームにて撮影。高速で通過するのぞみ号の最後尾16号車の頭にちょこんと富士山が乗っています。


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「箱根明神ヶ岳オプション登山」。田中さん、髙橋さんと小生の3名の野歩の会の山行。仙石原バス停登山口からの行程では明神ヶ岳頂上直前の尾根上からの富士山、丹沢方面の眺望が素晴らしい。当日は晴天無風で心地よい天気で富士山と南アルプス北岳の標高1番と2番のツーショットがとらえられました。ちなみに頂上からは箱根大涌谷方面の眺望しかなく、富士山は見えません。


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12と同じ日、同じ場所で撮影。持参した望遠レンズで富士山をアップ。冬の美しい富士山ですが、よく見ると怖いような冬の険しいお顔です。吉田ルートと御殿場ルートの夏の登山道が雪に埋もれています。


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町田市の隠れた?名所。都県境尾根にある成瀬山吹緑地から600㎜超望遠レンズで撮影。富士山の前景は丹沢山地。塔ノ岳山頂にはでべその様な尊仏山荘まではっきり写っています。


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野歩の会の山行「多摩よこやまの道ハイキング」。 14名参加でした。古代の交易路でもあったという多摩よこやまの道からの望遠レンズで富士山を撮影。富士山の手前の稜線は丹沢の焼山。


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宮崎県延岡市への出張往路の宮崎便より撮影。正確な場所が特定できないが、富士山の剣が峰が山頂の真ん中あたりに見えるので御前崎沖あたりからの富士山と推定されます。


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家族旅行で四国松山へ。羽田⇒松山便はなんと富士山の真上を飛んだ!松山の夜はS54年卒の金子先輩と合流して一杯。楽しい時を過ごしました。 

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苫小牧出張の帰路、千葉県君津市上空。主翼のフラップを下げて羽田着陸態勢に入ろうかというタイミングです。ちょうど富士山の手前の位置に富士山と相似形の富津岬が見えます。富津岬を左に海岸線をたどると微かに(数ミリ??)白い棒状のモノが見えますが、それは高さ56ⅿの東京湾観音です。見えますか?ちなみに東京湾観音からの富士山は「関東の富士見百景」に選ばれています。


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家族旅行で長崎へ。羽田を急角度で離陸中の長崎便より撮影。東京湾アクアラインの風の塔(換気施設)の上空を過ぎていきます。この人工島は川崎市に属します。快晴の冬の澄んだ空気の中、富士山を中心に箱根から丹沢、白根三山までよく見えました。なお、煙突から煙を出して目立っているのは東扇島火力発電所。首都高湾岸線の鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジと辿っていくと横浜ランドマークタワーも見えますね。


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宮崎県延岡への出張で午前10時台の羽田ー宮崎便に乗りました。離陸直後の窓から見えた富士山を撮影。大山から丹沢の山々、白根三山までよく見えました。眼下にはおもちゃのような航空機が並ぶ駐機場、多摩川河口の川崎大師橋が見え、川崎のビル群が並びます。


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岡山への出張で夕方発の羽田ー岡山便に乗りました。 離陸直後、16:40ごろの羽田沖上空からの夕景。 羽田D滑走路の向こうに夕焼の富士山が見えます。


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日比谷三井ミッドタウンの三井タワー29F南側会議室より撮影しました。日比谷公園、日比谷公会堂、日本プレスセンタービルの向こうに富士山が見えました。そして東京タワーも。美しい東京の夕景です。斜めの最上階のデザインが特徴でわかりやすい虎ノ門ヒルズ森タワー。その手前のチョット低いのが虎ノ門ヒルズビジネスタワー。その右となり奥のクレーンは当時建設中の虎ノ門ヒルズステーションタワー(2023年7月竣工)。東京都心の景色は新しい高層ビルが次々と建設されて刻々と変化しています。


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野歩の会の山行、三木会長お勧めの「扇山ハイク」。12名参加でした。お勧め通り素晴らしい富士山が見えました。富士山の反対側の眺めは目を凝らすとスカイツリーや新宿の高層ビル群が見えましたよ。


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野歩の会の山行。自主ワン「水晶岳リベンジ登山」。参加者6名。縦走3日目の朝。前日の嵐がおさまり晴天無風の朝でした。裏銀座の野口五郎小屋から表銀座の大天井岳が見えました。大天井岳の左側には、なんと富士山が見えました。


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24と同じ。野口五郎小屋を出て野口五郎岳に到着。大天井岳と遠くに富士山。



<撮影場所まとめ>
富士山コレクションの各写真の撮影場所です。
(丸数字をクリック・タップすることで、それぞれの写真と記事に移動することもできます)

野口五郎岳からの富士山の位置関係


<富士山コレクション(動画版)>
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富士山コレクションをフォトムービーにまとめて、YOUTUBEに限定公開しています。
富士山の「見る山」としての魅力を、ウォン・ウィンツアンのBGMと共にお楽しみください。
「富士山コレクション(動画版)」
写真撮影・動画編集: K. Funyu
BGM 「白詰草の丘で」
作曲 : Wong WingTsan
演奏 : K. Funyu
演奏機材 : YAMAHA WX7(入力) / YAMAHA WT11(音源)

<さいごに>
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なにせやはり「日本一」の「美しい」「目立つ」山ですから、今まで結構まめに撮影していました。
今まで撮りためた写真は、基本的には「ついで撮り」でしたので、こんどは、富士山撮影目的で富士山展望の絶景の山に行ってみたいと考えます。
以上

<HP管理人より>
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